フランスのシャンパンの売上が昨年、55億ユーロ(7,133億円)という記録的な数字に到達。生産者団体は水曜日、特に英語圏各国からの需要が高まったのが理由と発表。

 

 

シャンパーニュ委員会(Comité Champagne)は、2021年の売上本数が3億2,200本と、前年より32%上昇したと報告。コロナ全土封鎖で、出荷が20%落ち込んだところから、見事な復活を遂げた次第。

 

フランス市場だけで1億4,200本と25%の上昇を遂げ、2019年のパンデミック以前のレベルに復活。一方輸出においては、1億8,000本という記録的な数字に到達。

 

レストランからの注文も再開したけれど、いまだ多くが困難を抱えており、需要上昇の大きな要因は「家庭における消費」であると分析。「いまだ悲しい世の中だけれど、顧客は家で自分を癒す方法に切り替え、新たな時間の楽しみ方を覚えた」と。

 

突然の需要上昇に、生産者も驚きを隠せず。スペインではドンペリニヨン、モエ・エ・シャンドン、ルイナールが、一時的に売り切れという事態に。

 

昨年は春の霜と夏の多雨につき、ブドウ農家は最悪の収獲高に直面。しかし多くの生産者は安定した供給を維持すべく、多数のボトルを貯蔵室に保管しているということ。

 

・・・・・

 

売上の上昇は昨年末、すでに予測されていましたが、クリスマスも個人需要がかなり多かったのでしょう。今年こそは、よい収獲を迎えたいですね。

 

 

 

ランキングに参加中。よろしくお願いします!

 


海外ランキング

 

ペリゴール地方・中世の町巡り~お問い合わせは、フェイスブックで!