格安航空会社のライアンエアーは水曜日、「空港使用料を値上げするなら撤退する」とボルドー空港を脅し、従業員120人が解雇の危機に瀕するところ。
「ボルドー空港は使用料を2倍に値上げするつもりだ」という、ライアンエアーのマイケル・オライリー最高責任者は、「2倍の料金を払うつもりはない」とフランス通信社に断言。
「夏のシーズン後に、ボルドーの拠点を閉鎖する可能性もある」と、ブリュッセルの航空会社会議に参加した際に発言。
「現在3機がボルドーに駐機しており、大成功を収めている。従業員にも恵まれている。しかし空港の使用料2倍は受け入れられない。3機の移動先を考える」と断固として、値上げを聞き入れない様子。
このライアンエアーの「脅し」に対し、労働組合(SNPNC-FO)は、従業員120人の将来を懸念。
2023年のデータによると、ボルドー・メリニャック空港は660万人の乗客数を記録し、フランスで8番目に混雑する空港。
しかしながらこの乗客数も、コロナ以前の85.5%にしか達しておらず、他空港の平均値である92.7%よりも劣り、うまく復帰できていない模様。
パリから電車で3時間以内で移動できる都市は、国内線を廃止するという政府の政策により、ボルドー空港は大打撃を受けている次第。
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ライバル社である、イージージェットが喜んでいるのではないでしょうか。
ボルドー空港はもとより、ここを発着する便の航空券も高いから、航空会社に課す使用料が高いのだとは思っていましたが。今後、ボルドー空港はどう対応するか?
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