今後5年間で、フランス人がさらされる健康リスクを、健康リスク監視予測委員会( le Comité de veille et d'anticipation des risques sanitaires)が4月10日に発表。

 

 

最も大きなリスクとされるのは、Covid-19のような動物から人間に感染する病気。委員会が挙げる上位3件は、以下の通り:-

 

1、Covid-19のようなウィルス、または動物インフルエンザ・ウィルスによる感染性呼吸疾患

 

2、特定の蚊の媒介によるデング熱や西ナイル熱のような病気

 

3、長期にわたって人々の健康をむしばむ、大気汚染や化学汚染

 

気候や環境の変化が、これら病気リスクを高める一端を担っているという報告。気温が上がれば、動物相、植物相、水の循環、そして微生物の生息地にも影響を及ぼし、これが人間の健康に衝撃を与えると予測。

 

今後のエピデミックの可能性についても、「すべてのリスクが存在する。いつ発生するかわからないけれど、いつか必ず発生する」と断言。

 

これらの健康リスクに備えるべく、提案される予防対策は以下3件:-

 

1、動物の病原巣における、ウィルス進化の追跡調査

2、呼吸器感染症を監視する、さらなる調査

3、エピデミックの発生に備える、緊急計画の導入

 

フランスでは国民の高齢化と健康リスクへの影響を受けやすくなっていることを理由に、医療制度における予測、予防対策が重要であると強調。

 

高齢化が進むフランスでは、2030年までに65歳以上の国民が、20歳未満の国民の数を上回ると予測されるところ。

 

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リスクとなる要因しか見つからず。南西部は昨日も今日も気温は28℃まで上昇。蚊もハエも、マダニも増殖すること間違いなし。

 

 

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