フクロモモンガの遺伝の基礎知識 | 店長の気ままな日記

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y’sフクロモモンガも市民権を得たようで

最近、新たなブリーダーさんをお見受けします。

その中で、プラチナと表記に付いての

良く見かけるようになりました。

 

先ずはフクロモモンガのプラチナ

これ結構判断が難しいんですよねぇ~

でもリューシスティックとの複対立遺伝子という

明確な定義に基づいている遺伝子モルフなので

この定義に当てはまる掛け合わせから産まれた

個体でモルフ(カラー)に基づいて確定する個体なので

定義から外れた個体は、例えプラチナっぽい毛色で

有ってもプラチナでは無く、プラチナカラーであり

全くの別物になるんだよねぇ汗

お迎えの方は親の掛け合わせデータをお聞きすると良いよ

 

 

お次は、遺伝子表記の

 

ルビーリューシスティック(正式名称

リューシスティックとクリミノのダブルホモ体(コンボモルフ

所謂、リューシスティックでも有りクリミノでも有る個体

 

目にクリミノの特徴が発現し体毛(カラー)に

リューシスティックの特徴が発現した個体の総称

 

この個体と掛け合わせて産まれた個体だけど

ルビーリューシスティック以外で産まれた

クラシック(ノーマル)表現体はWヘテロ(リューシ&クリミノ)で

ヘテロルビーなんちゃらは、理論上は存在しないんだよ

過去に上記表記の個体をアメリカから輸入したけど

他のアメリカのブリーダーに、其れは理論上は存在

しないと言われた経緯が有ります。

なかば騙された感はいがめないあせる

クリミノ表現体で産まれたならば、ヘテロリューシスティック

リューシスティック表現ならば、ヘテロクリミノだよ

 

最後はホワイトフェイスとモザイク

当初は結構ヘテロ表記で、ヘテロホワイトフェイスとか

ヘテロモザイクとか言われてたけどあせる

これも理論上は存在しないんだよ

当初は僕もヘテロで存在すると思ってましたあせる

此れにはヘテロ接合という定義に基づいての事

但し、表現体として発現しなくとも遺伝子は遺伝し

持ってますから、次世代で必ず発現します。

遺伝する事と発現(表現体として)する事は別の事だよ

 

今までの検証結果で得たデータで、今は公表が出来ない

面白い事は、後々お話する日が来ると思います。

 

追記

記載するのを忘れてた汗

リューシスティックヘテロプラチナも理論上

存在しませんよウインク

 

by 寅造

 

 

 

 

 

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