日本で卵巣がん ー その3 おまわりさん | スイスで乳がん - Breast Cancer - Swiss experience

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HER2陽性でした。治ったみたいです。
わたしもネット情報にくぎ付けになった患者の一人です。
スイスでのがん治療・対応について、
具体的な体験を書いていきます。
世界のどこかの誰かにとって参考になりますように。

日本 病院 予防接種 

 

日本で卵巣がん、Aさんの話しのつづき。

 

凝視

コロナ禍の日々、突然宣告されたステージ4、抗がん剤治療で脱毛、体重12キロ減、一人暮らし、日本語ゼロ、コロナ・ワクチンはがん治療の関係でまだ打ってもらえない、Aさんの困難を書きだしたらきりがない。

 

OKブーバイバイ

ご近所さんとは、身振り手振りのコミュニケーション。

 

太陽チューリップちょうちょ

お天気の良い日には、日光浴を兼ねて外を歩く努力をしたという。鉛のような身体をひきずって私も毎日スイスで歩いた。外の空気は大切。

 

パトカーバイバイOKバイバイ

抗がん剤治療の真っただ中、一番つらい頃、近くの交番のおまわりさんがAさんの存在に気づいたそうだ。身振り手振りで「大丈夫?」「大丈夫」とやり取りをしてその日は過ぎ去った。

 

桜波紅葉雪だるま
時は経ちこの事はすっかり忘れていた頃、あるおまわりさんがAさんに英語で話しかけたそうだ。

 

凝視

Aさんビックリ。

 

I speak English. Please contact me when you need any help. This is my phone number.

 

この地域に転勤になったって。携帯の番号まで渡して、自分は英語ができるからいつでも連絡してって!!!

 

 

大勢の方々がそれぞれの立場でAさんを支えてきたのが良く分かった。

 

日本の警察やご近所さんなど、心ある方々に感謝。

 

今では医者から「ミラクル」と言われる回復ぶり。

 

ただ感染が怖いのでばっちりマスクして眼鏡をかけて、時々お気に入りのレストランに行けるようになったって。

 

Aさんに会えてよかった。

 

日本で卵巣がん。これで一応おしまい。

 

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