ベルママのリハビリ日記    

写真付きでリハビリの様子、リハビリ生活の喜怒哀楽、季節の愛する花々と生き物。

77年前両親がいた満州にソ連軍が押し寄せた、まるで今のウクライナと同じだ。

2022-08-14 10:32:49 | リハビリ生活、胡蝶蘭
 壊れたカメラ2台は昨日宅急便に渡した。

 新しいカメラになって届くのでしょうか。
 壊れたと早々に諦めることはなかった。
 早合点が過ぎた。
 キャノンの丁寧な対応に感謝です。

 台風が過ぎて青空が見えた。


 終戦の日が近づくと新聞記事が気にかかる。
 両親から聞かされた突然ソ連軍が遣って来た日。
 大きな体に太い腕。
 腕には略奪した時計が何本もはめて居る。
 恐ろしく女性に見られないように丸刈りした新婚の母。
 どんなに怖かったか聞かされても耳をふさぐ。
 ご主人が徴兵されて一人になった御婦人の悲しい末路。
 社宅でも紙一重で運命に翻弄された。

 父は満鉄にいたので奥地にいた人たちと違って
       交通手段はあった。
 やっとたどり着いた大連傍のコロ島。
 日本人はここに集められて船に乗船できるまで
       数カ月も留まった。
 両親は10か月くらいいたようです。

 翌年6月に引き揚げ船に乗船出来た。
 船の中では腸チフスが流行って亡くなる子共もいた。
 悲しいのは亡くなった子供は海に流すこと。
 すぐ日本に着くはずが・・・
 両親が乗船した船は引き揚げ船192号。
 海に流された赤ちゃんはイクジと名前を付けて流された。

 何度ともなく両親から聞かされた満州逃避行の話。

 77年経っても現実に起こる戦争、略奪、レイプ、人質。
 愚かですね、人間は。

 終戦の日は反省の日です。

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1 コメント

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Unknown (みゆきん)
2022-08-14 12:44:21
私の母は樺太からの引き揚げ者
まだ幼かった母から聞いた話と同じですよね
母が乗った船は軍艦
1つ前の引き揚げ船は機雷で沈没したって言ってました
ジッちゃんの叔父や伯父達も満鉄
戦争は誰も幸せにならない
プーさんだって戦争経験者なのにって思う!

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