昨日の記事では今回の菅内閣で新たに入閣した坂本哲志地方創生担当大臣がジョギングが趣味で、なかなかの走力の持ち主である旨を述べましたが、
万博担当大臣として同じく初入閣した東京25区選出の井上信治氏も青梅マラソンに毎年のように出場されるなど、
趣味を超越するほどにランニングに取り組んでいる議員のようです。
この井上大臣は属していないようですが、昨日の坂本大臣の記事で触れた超党派の有志による議員で結成される「ジョギング・マラソン振興議員連盟」でありますが、
2019年の6月に発足し、その時は自民党の遠藤利明元五輪相や稲田朋美元防衛相、国民民主党の玉木雄一郎代表など与野党の議員が参加し、
みんなで仲良く皇居を1周している様子がニュースに映し出されていました。
稲田氏などは1周5キロのコースをキロ5分ペースの25分台で颯爽と駆け抜け、
当時60歳になったばかりとは思えない若々しい走りにたいへん驚いたものであります。
その後も「ジョギング議連」の方々はたまに集まって皇居の周りをワイワイ楽しく走っていたようでありますが、
そうしたランニングクラブの真似事のようなことは我々一般人でもできることですので、
せっかく高額な税金を頂いている国会議員が与野党の枠を超えて雁首揃えているわけですから、
国会議員にしかできないマラソンの振興策に取り組んで、国民のためになる具体的な成果を残して頂きたいと思うものです。
「ジョギングロードを日本中に作って道の駅とリンクさせたりして、観光や地方創生につなげられればと思います」
と述べていて、まさにこれはマラソン大会の中止が相次いでいる今の時期にこそ必要な施策ではないかと思うのであります。
多忙な稲田氏のこと、もしかすると本人は言ったことも忘れているかもしれませんが、
せっかくマラソン議連に属する坂本哲志氏が地方創生を担当する大臣に就任したわけですから、いま一度思い出して頂いて、それを坂本大臣へ提言して欲しいものです。
ちなみに稲田氏のおひざ元である福井県は、三重県とともにいまだフルマラソンの大会が行われていない数少ないマラソン空白県でありますので、
(三重県はみえ松阪マラソン大会が2021年12月に初開催の予定)
それを埋めることにも力を注いで欲しいところであります。