横綱・白鵬の引退に思うこと~今日はプライバシーデー | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夕方5時に終業で残業は4時間。



横綱・白鵬が現役引退する意向であることが昨日にメディアで一斉に報じられました。




優勝45回、通算1187勝などの成績面に関しては最上級の評価を与えることで衆目の一致するところでありますが、


立ち合いでのかち上げや張り差し、勝った後のガッツポーズなど、


土俵上での振る舞いに関しては賛否両論、どちらかというと否定的な意見が多いのも事実であります。



特に勝負が決まっているのにもかかわらず土俵下に相手を突き落とすダメ押しに関しては、私も不快感を抱いたものですし、


昔はこんなんじゃなかったのになあ、どうしたんだろうと疑問に思ったものです。




昨日の記事でも少し触れましたが、あまりにも強すぎてファンが対戦相手にばかり肩入れするから、


それにヤケになってしまったことが理由の一つに考えられます。



あと、大鵬、北の湖、千代の富士といった白鵬自身も尊敬してやまない昭和の大横綱たちが、白鵬の横綱在任中に相次いでこの世を去り、


白鵬に対してもの言えるだけの実績を持つ人間がいなくなってしまったことも影響しているかもしれません。



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そして何より大きいのは白鵬に対抗できるだけの力士、白鵬を引き摺り下ろす力士が最後まで現れなかったことであります。


白鵬の先場所の全勝優勝は確かに見事であったのですが、


1年以上も休んでいた高齢の選手が最高の成績をいきなり残せるなんて、他のスポーツではなかなか考えられないことであります。



他の力士は何をやっているんだと思うよりも、むしろ他の親方衆は10年以上も強い力士を育てずに何をやっていたんだと言いたくなるものです。


まあ、白鵬に対して歴代最多の21勝をあげた日馬富士と、そして新横綱・照ノ富士の2横綱を育て上げた元・旭富士伊勢ヶ濱親方は立派でありますが、




元・北勝海八角理事長は今のところ大関以上の力士を育てていませんし、




最近、横審の委員長の隣で一緒になって白鵬に苦言を呈している元・大乃国芝田山親方に関しては一人も幕内力士を育て上げていません。




横綱時代は休んでばかり負けてばかりいて千代の富士の独走を許し、


親方になったらスイーツにうつつを抜かしてまともな弟子は育てられずに白鵬の独走を許しているのに、よく偉そうに白鵬に文句が言えるものです。




白鵬が親方になることにも難色を示す意見がありますが、すでに白鵬は内弟子として炎鵬石浦などの幕内力士を育て、


小学生を対象とした相撲大会も主催するなど、育成能力の高さの片りんも見せ始めています。


白鵬が部屋を持てば、いずれ白鵬の弟子たちに相撲界を席巻され、自分たちの無能さがバレてしまうから、


親方の承認を協会上層部は渋っているのかもしれないと疑いたくなるのであります。