本日は会社はお休み。
今年はプロ野球の日本シリーズがもの凄く面白いという評判です。
巨人ファンである私も、特に観るつもりはなかったのですが、第1戦から手に汗握る熱戦続きについつい魅入ってしまい、
こんなにも日本シリーズとは面白いものだったのかと思うと同時に、
巨人のせいで前の2年間があまりにもつまらなかったものですから、改めて巨人ファンとして肩身の狭くなる思いを感じている次第です。
もし今年も巨人が出ていたら3年連続4連敗とかして、日本シリーズ不要論なども吹き出しかねない事態でありましたので、
ヤクルトスワローズの選手の皆さんにはこのまま頑張ってもらい、巨人ファンにも少しだけ自信を取り戻させて頂きたいと思うものです。
▼本日限定!ブログスタンプ
さて、昨日は大谷翔平選手が国民栄誉賞の受賞を辞退したという報道がありましたが、
本人も辞退理由として語っているように、まだ与えるのが早すぎることは確かであります。
そもそも、1回だけの偉業で即座に国民栄誉賞となるのはいかがなものかと思うものです。
もちろんメジャーリーグのMVP受賞は素晴らしい偉業ですが、毎年誰かが受賞しているものですし、
国民栄誉賞という特別な賞を与えるからには、世界の誰も成し遂げてない偉業、
メジャーのMVPであればバリー・ボンズ氏の7回を超えて初めて受賞の検討に入るべきだと思います。
これまでスポーツ界からは多くの人、団体が受賞していますが、
五輪の金メダル1個で受賞した人もいれば、4連覇してやっと受賞した人もいて、
プロ野球界でも通算の世界記録を達成して受賞した人もいれば、
記録的には世界からみれば目立たないレベルでも受賞する人もいるなどと、かなり基準が曖昧なものとなっており、
それがひいては国民栄誉賞の価値を下げることに繋がっているような感じがいたします。
「世界で誰も成し遂げていない偉業を達成」というのを基準とすればある程度は明確になり、
プロ野球界であれば王貞治氏と衣笠祥雄氏は該当し、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏は該当しないとなり、
その他のスポーツ界でいえば、高橋尚子さんやなでしこジャパンも該当しないということになります。
逆に通算盗塁の世界記録を達成した福本豊氏、通算安打数世界記録のイチロー氏、
この国民栄誉賞の受賞を拒否したことで有名な二人は文句なしで受賞の対象となります。
まあしかし、今さら受賞基準を変えるわけにもいきませんし、
イチロー氏にしろ、大谷選手にしろ、国民栄誉賞を拒否したほうがカッコいいという雰囲気も出始めたようですので、
これを機に国民栄誉賞の制度の終了を検討し、最後に文化・芸能関係を中心にこれまで国民栄誉賞を与えそびれていた人をピックアップして、
一気にまとめて複数人に与えて、盛大な授賞式を執り行って、華々しくフィナーレを飾ってみてはどうかと思うものです。