元稀勢の里の「二所ノ関」襲名で見える相撲界の未来~今日はクレープの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は会社はお休み。



2019年1月場所限りで現役を引退し、年寄・荒磯を襲名した元横綱・稀勢の里でありますが、


来年1月に元大関・若島津の二所ノ関親方が定年を迎えることに伴い、「荒磯」から「二所ノ関」に名跡を変更する見通しであることが明らかとなりました。



荒磯親方は無口だった現役時代とは打って変わって、引退後はメディアの前で饒舌となり、


テレビでの大相撲中継におけるわかりやすい解説が人気を博しているわけですが、




相撲協会内においても若手親方世代では唯一の日本人横綱ということもあって将来の幹部候補としての期待も高く、


今回、名門の一つである「二所ノ関」の大看板を引き継ぐことによって、将来の理事長候補としての声もますます高まっていくと思われます。




おそらくかつての北の湖さんのように40歳前後の若いうちから理事に抜擢され、


50歳前には理事長に推されるようなエリートコースを突き進んでいくのではないでしょうか。



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ただ、将来の理事長候補としては元横綱・白鵬間垣親方も個人的には期待しているところです。


現役時代の後半は数々の問題行動が疑問視され、年寄襲名もすんなりと認められなかった元白鵬の間垣親方でありますが、


引退後はすっかり牙を抜かれた感じで、おとなしく協会の業務をこなしているように見受けられます。




そして感心したのが相撲解説のうまさで、九州場所では中日にテレビ中継の解説を務め、


また、若手親方が運営しているYouTubeにも時々出演していますが、




とにかく相撲の知識が豊富で、過去の名力士たちの逸話はもちろんのこと、現役力士たちの特徴も細かいところまで把握していて、


なるほど、白鵬の強さの最大の秘訣はその研究熱心さにあったのかと、改めて感心し直したものであります。


一番強い力士が一番他の力士を研究していたわけですから、引退ギリギリになるまで全勝優勝できたのも納得できたというものです。



これだけ相撲のことを知り、相撲のことを愛している人物が上に立てば、さぞかし相撲界は良くなることだろうと思いますし、


それは元稀勢の里荒磯親方にも同じことが言えます。


この二人が手を取り合って、将来、理事長・副理事長として引っ張っていけば最高であるのですが、




両雄並び立たずということわざがあるように、二人にその気はなくても、


周囲の人間が稀勢の里派白鵬派と勝手にグループを作って、争いをけしかけはしないかと心配してしまうのであります。