本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。
昨年の東京五輪男子マラソンにおいてオリンピック2連覇を果たした、
マラソン世界記録保持者にして、非公認ながら人類初のマラソン2時間切りも達成した「生ける伝説」エリウド・キプチョゲ選手が、
3月6日開催予定の東京マラソンに参戦する可能性があると一部スポーツ紙で報じられました。
スポニチ記者ツイート スポーツ@sponichisports最強最速キプチョゲ、3・6東京マラソン参戦も― スポニチ Sponichi Annex スポーツ https://t.co/TcuayGYqFB
2022年01月20日 16:05
キプチョゲ選手は先日、日本の陸上雑誌のインタビューの中で今後の目標について、
2024年のパリ五輪で前人未到のオリンピック3連覇を目指すとともに、
ワールドマラソンメジャーズ(WMM)完全制覇も目標に掲げていることを明らかにしました。
WMMとはボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、そして東京マラソンの6大会のことで、
もちろんこれまでこの6大会を全て勝った選手というのは男女含めて1人もいません。
これまでキプチョゲ選手はフルマラソンで14戦12勝と圧倒的な成績を収めていますが、
12勝のうちロンドンが4勝、ベルリンが3勝とWMMの中でもヨーロッパで開催される大会に出場が偏っていて、
その他では2014年にアメリカのシカゴマラソンを制しているのみで、残りのボストン、ニューヨーク、東京の3大会に関しては出場自体がありません。
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今年の東京マラソンは昨年の福岡国際マラソンと同様に海外招待選手は呼ばずに行うのではないかと言われています。
仮に呼んだとしても2週間程度の隔離期間が必要で、レースに向けた調整等を考えれば、招待を受諾することはなかなか難しいことだと思います。
そもそも再び東京都に緊急事態宣言が発令となれば、大会自体が再々々延期となってしまう可能性があります。
ただ、キプチョゲ選手が出場するとなれば話は別で、キプチョゲ選手の37歳という年齢を考えれば、
東京を走ることは今回がおそらくラストチャンスとなりますので、
主催する東京マラソン財団としてはあらゆる手段を尽くしてキプチョゲ選手の入国を可能にして、大会の開催にもこぎつけることでしょう。
隔離期間の短縮を政府に求めるなり、それが無理ならキプチョゲ選手が隔離期間中に満足に練習できるよう、どこか広大な敷地を貸し切るなどするかもしれません。
ただ、キプチョゲ選手の出場と引き換えに、東京五輪前の時のようにエリートランナーのみの実施となる可能性も考えられますので、
そうなった場合にキプチョゲ選手の東京参戦を素直に喜んでいいものか難しいところであります。