RSIをもとに一目均衡表のような雲を表示するMT5インジケーター「colormetro」

更新日時：2022年08月09日 8:53

トレンドが発生している方向を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか

「colormetro」は、一目均衡表のような雲を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. トレンドが発生している方向を分析したい方

2. トレンドの転換を分析したい

以上のような方のためにこの記事では、「colormetro」について解説します。

1. colormetroの概要
2. colormetroを表示する方法
3. colormetroのパラメーター解説
4. まとめ

colormetroの概要

「colormetro」は、RSIをベースにしたインジケーターです。

ベースのRSIはオレンジ色のラインで表示されます。

そのほか、RSI FastとRSI Slowという2本のラインで構成され、RSI FastとRSI Slowの位置関係によって雲の色が変化します。

「colormetro」では、ラインと雲の位置でトレンドの向きを判断します。

オレンジのラインが青色の雲の上で推移している場合は、上昇トレンドのシグナルです。

逆にオレンジのラインが赤紫色の雲の下で推移している場合は、下降トレンドが発生した可能性を示しています。

colormetroを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

colormetroのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Indicator period」は、ベースとなるRSIの算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると長期的な値動きにもとづく「colormetro」が表示されます。

「Fast step」は、RSI Fastのステップを設定するための項目です。

設定した値に応じてRSI Fastの振り幅が変化します。

「Slow step」は、RSI Slowのステップを設定するための項目です。

「Fast step」と同様に、設定値に応じてRSI Slowの振り幅が変化します。

「Horizontal shift of the indicator in bars」は、「colormetro」のオフセットを設定するための項目です。

設定した値に応じて、インジケーターを表示位置が左右に移動します。

まとめ

「colormetro」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. RSIをもとに一目均衡表のような雲を表示する

2. オレンジのラインが青色の雲の上で推移している場合は、上昇トレンドのシグナル

3. オレンジのラインが赤紫色の雲の下で推移している場合は、下降トレンドのシグナル

「colormetro」は、トレンドが発生した方向を分析したい方に向いているインジケーターです。

珍しいタイプのインジケーターなので、実際の取引で使用する前にシグナルの精度を確認しておいた方がよいでしょう。