美術館へ行くのは久しぶり。
昨年放送の『日曜美術館』のビデオを今年になって観て、
どうしても行きたくなり、最終日の前日に京都国立近代美術館へ。
京都へ行くのも久しぶり。
大鳥居が見えるまでの川沿いの道を歩くのが好きです。
平安神宮の大鳥居は近代美術館の4階からみえます
さて、どんな展示なんやろう?わくわくしてきた~。
そもそも、上野リチさんっていう名前すら聞いたことがなかってんけど…。
略歴を。
上野リチ・リックスは1893年にオーストラリア・ウイーンに生まれたデザインナー。
19歳でウィーン工芸学校に入学。
32歳で上野伊三郎(建築家)と結婚。ウイーンと京都(伊三郎の故郷)を行ったり来たり。
後年、京都の大学などでデザインを教えた
1967年(74歳) 京都の自宅にて死去。
ソラマメの柄が好きだったのかな?ツルの部分がかわいい
柄が同じで色違いのが数種類あるテキスタイルデザインがあり、色の組み合わせで
すっごく雰囲気が変わることにあらためて驚きました。
これを人は好みというんかなぁ?
私はどれも白地が好きやけど。
この本によると、
--- まえがき より ---
リチは不思議な魅力と行動力の持ち主だったようです。略。学生たちに「上手な模倣より下手でもいいから独創を」と繰り返し語りました。
「ファンタジー」(想像力/創造性)が大切だと伝えた彼女のデザインはどの作品もユニークでずっと輝き続けていく力をもっています。
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まぁ、それにしてもたくさんのデザインや仕事をしてきはった方です。
ファッション、バッグ、アクセサリー、こけし、絵本、絵巻物、食器、壁紙、内装デザイン、壁画などなど。
あっ、昨年買ったマスク入れ。これって
上野リチさんのデザインだったのかな?
今回の京都での回顧展は終わってしまったけれど、上記の本のラベルにあるように、
東京では、三菱一号館美術館で2/18~の予定ですが、果たしてコロナ禍で開催できるのか?
京都では1Fのグッズ売り場が混雑していました。女性好みのものが多いからね。
気が弱く、気が短い私は手がなかなか出せなかったぁ。でも、カウンターの本だけはしっかりGETしました
それにしても観に行けてよかったです。
本日もお越しいただきありがとうございました。