少し前から染野太朗そめのたろう先生(短歌結社まひる野所属。編集委員)の短歌講座に通っています。
最初は続けられるのか不安でした。
毎回0~8首までの短歌提出ですが、しんどいけれど最近は慣れてきました。
先生は0でも良いんですと何度も言われてましたけど。
やっと続けられそうな気がしてきたので今回からアップします。
同じ短歌の話題でも亜子センセイとは違う切り口でと思います。
ここでは受講生さんの短歌はアップせずに主に歌集をメインにします。
先生は歌集から20首を選んで説明していただきますが、そのうち私の好みの5首を取り上げます。
さて、太朗センセイが紹介してくれたのは…
久永草太さんの『命の部首』 (本阿弥書店、2024年)第一歌集
1998年生まれ。高校在学中に短歌を始め、宮崎大学獣医学科で学ぶ。宮崎大学短歌会「心の花」に所属。「彼岸へ」で第34回歌壇賞を受賞。現在は獣医師。
手元に歌集がないので、ネットから表紙の写真がうまく取り込めなくってちょっと小さくなりました
………
糞尿も牛の身体も湯気たてる朝の直腸検査あたたか
「湯気たてる」で、私の目の前にじわ~っと風呂上がりのような牛が現れたよ。皆さんはどう?
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治す牛は北に、解剖する牛は南に繋がれている中庭
牛たちの会話が聞こえてきそう。「うちらはどうせ、解剖されるねん」って。
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採算と命の値段のくらき溝 鶏の治療はついぞ習わず
そういえば、鳥インフルでは殺処分やもんねぇ
鳥やけど雀たち。タバコ屋のオネイサンは「いつもこんなんやねん」ってご陽気
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気を付けて刑法上は器物でもそいつ吠えたり愛したりする
う~ん。そっかぁ。犬は器物なんやね。「愛したりする」にやられたっ
大事にしてあげなくちゃね。私は犬も猫もこわいけどね。
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午前中五匹殺した指でさすドリンクメニューのコーヒーのM
な、なにを殺した?マウス?そんなことは平気にならなくちゃ…やけどやっぱりちょっと気になるやろうねぇ。
指で押すときに、その指が覚えてるのかも
………こんな感じで今回はおしまい。
それと骨折の件。先日のレントゲンの結果、(骨粗しょう症で)骨が壊れていくという進行は止まったようです。やれやれ
でもあと1ケ月、コルセット(FBIのベストみたいなのん)をつけなければなりませ~ん
本日もお越しいただきありがとうございました