田舎の道草

田舎の道草徒然日記

「どげんかせんといかん」

2020-09-27 | 日記
かつて、東方見聞録において「黄金の国ジパング」と紹介されていた日本。
多くの金鉱山が存在しことに由来するとされている。

今、稲穂が黄色く色づき田んぼ一面を黄色で覆い何処までも広がる光景は、これもまた黄金の国。
頭(こうべ)を垂れた稲穂の収穫は近い。既に「新米祭り」が始まっているところさえある。

詠人(よみびと)が「実(みのる)ほど頭を垂れる稲穂かな」と詠み、凡人が年老いて頭を垂れるのは
どこだべと頭を垂れる。あああ!もう眠れない。「どげんかせんといかん」。

この夏の暑さを振り返り、イソップ物語「北風と太陽」の話を思い出す。
この夏、世間様の着ているものを脱がせるだけ脱がせた太陽、ここでも圧勝だった。
これから厚着に転じる季節を迎えるにあたり、北風の勝機は当分お預けとなるだろうか。
ただ、この夏の灼熱の太陽でさえ外せなかったマスク。
ここは「北風と太陽」に「特効薬」を加えイソップ物語「特効薬と北風と太陽」としたいものだ。
そして「特効薬」が大勝することを切に願う。コロナ禍「どげんかせんといかん」。


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