❤️親子の笑顔が増える❤️
子育てサロン和く和く
近藤明枝です。
 
自宅出産で産まれた
口唇口蓋裂ベビちゃんとの母乳育児。

の続きです。


お産の翌日、朝7時から、
そしてまた夕方も来てくださった
助産師の村上さん。

「昨日17時に産まれたから
 もう24時間経つでしょう。

 24時間経つと、
 赤ちゃんはお腹がすいてよく泣きます。
 産後3日はお弁当と水筒を持って
 産まれてくるから、 
 母乳があまり出なくても大丈夫だけど
 今夜は本当によく泣くと思いますよ。

 私の携帯はナースコールと思って
 心配なことあれば
 いつでも電話してくださいね。
 明日も朝7時に来ますね」

と言って、帰られました。


三男、それまでは
こんなにすやすや寝てましたが、、、


その夜は
ほんとに、ほんとに、
よく泣きました😭😭😭


①泣く
②旦那が抱っこやおむつ替え
③私はひたすら、おっぱいをしぼる。
 その間、赤ちゃんは泣き続ける。
④ようやく一滴、出てきた母乳を
 カップですくうようにとって
 旦那に渡す
↓ 
⑤旦那が口に垂らす
⑥ ③~⑤を何度か繰り返すと
 赤ちゃん、少し落ち着いて寝る
⑦30分くらいしたら起きて泣くので、
 ①から繰り返し
 

これを一晩中😭😭😭


30分くらいの細切れ睡眠、
産後の私は
それに耐えうる体になってるから
まだ良いのですが、
(産後のお母さんは
 15分でもちゃんと熟睡できている)
旦那はとってもキツかったと思います💦


直母ができないってことは
「赤ちゃんがよく泣く」
ってこと。

上の子たちも、産後3日は
一晩中おっぱいをよく吸っていたけど、
その間は泣くことはないから
「ひたすら吸わせよう」
で良かった。
でも、おっぱいを吸えない三男は
泣くしかないのです😭


そして、もう一つ、
心が折れそうになる要素は
さく乳だからこそ
目の当たりにする
「おっぱいの出る量」。

産前に、村上さんから
「最初はおっぱいは
 タラーッと一滴ずつしか出ない」
と聞いていたものの、
自分はおっぱいがよく出る方だし
タラーッとしか出ないって
ほんの産後数時間の話だろう、
なんて甘く考えてたら、、、

産後24時間たっても
しぼって、しぼって、
やっと一滴、
ほんとにタラーッと出てくるだけ😱
それを逃さず
計量カップですくって
赤ちゃんの口へ垂らすのです。
 
上の子たちも、産後3日、
おっぱいを吸って吸って、
この一滴が出るまで頑張ってたんだ、
と、初めて知りました😂

村上さんが貸してくださった
この計量カップは
一滴のおっぱいも
しっかり受け止めやすくて良かった!!
よく、
「産後に、病院で
 おっぱいを飲ませる前後に
 体重計で赤ちゃんの体重をはかっても
 1mlとか2mlしか増えてなくて
 ミルクを足しました」
って話を聞くけれど、
1mlや2mlしか出ないのが普通、
、、、というか、
そんなに出るなら素晴らしいんですね。
(だから、この時期に、
 そういうことをさせる産院は
 お母さんに余計なプレッシャーを
 与えてしまってますね、、、)


この出ないおっぱいと格闘しながらも、
上の子たちのときに
産後3日、夜中に頑張れば
おっぱいは出るようになる!
という経験をしていたから、
とにかく出ても出なくても
泣いたらおっぱいを刺激することが
大切だろうと思って
「泣いたらしぼる」
を頑張りました。
 

それでも、
一晩中繰り返される三男の泣き声に
かわいそうだなぁ、
と悲しくなったりして😭
「ミルクをあげたほうがいいのかな」
という気持ちも浮かんだけれど
村上さんは明日の朝7時には
また来てくださるから
そのときにミルクを足したほうがいい、
となれば考えよう、と思い、
ひたすらしぼりました。

一滴しか出ない中で、たまに2~3ml、
カップにたまるくらい
しぼれるときもあり、
そのときはほんとに嬉しかったです😭


産後1ヶ月以上たった今、
一回で100mlほど飲む三男に
さく乳による完全母乳で大丈夫なのは
この一晩頑張ったからだろうな、
と思います。

さて、この大変な一晩を乗り越えて
産後2日目の朝を迎え、、、

村上さんが朝イチで来て様子を見られて
その後は提携している
ゆのはら産婦人科さんへ
母子入院することになってました。
口唇口蓋裂の治療をする
熊本機能病院への紹介状は
ゆのはら産婦人科で先生が
哺乳の経過を見ないと書けない、
とのことで。

なんですが、、、
予想外の展開に。

続きは次の記事で。