シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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色女 演技力は …

2022年09月07日 | シネマ何だかんだ
中央から映画「Romeo and Juliet」(1968) の Olivia Hussey と Leonard Whiting、「From Russia with Love」(1963) の Daniela Bianchi、『Starship Troopers」(1997) のカメラテスト映像から Denise Richards。
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『色男 金と力は なかりけり』__ 女性に好かれるような美男子は、財力も権力も腕力もないものだという意味。 容姿端麗な男性に対して、僻 (ひが) みや妬 (ねた) みの感情を伴って使われます。 英文訳 Handsome men have neither money nor power.

__ とは有名な川柳ですが、これを女性に置き換えると、

『色女 演技力は なかりけり』

というのができました。「美女といっても 演技力はないんだなぁ」という意味を込めて。 007 ものなどのアクション映画では タフガイの主人公と必ず美女のヒロインが出演しますが、その役割は多くの場合 窮地に陥ったヒロインを助け出す主人公とは対極の意味で登場します。

映画の制作者にとっては 演技力は必要でなく主人公に花を添える事で、セリフの多くは極端にいうと「キャー 助けて!」です。 ですから その映画がヒットしても、ヒロインの美女が注目されて別の映画にも続けて出演 … とはならず、その1作限りで登場しなくなるケースが多いようです。 いわゆる “一発屋” ですね。

ですから 美女がいなくてもアクション映画は成り立つのですが、それだと殴り合いか追跡劇・戦闘シーンばかりになり、ほっとするヒマがないので やっぱり必要なんですね。

逆に “タフガイのヒロイン” が出てくる映画もありますが、なんとなく面白味に欠けるようです。

『スーパーガール』というスーパーマンの女性版がありましたが、男性役がなんとも非力で、ヒロインが男性役を助けていました。 続編はありません。 興行成績も良くなかったんでしょうね。

最近は 体を鍛えて逞しくなってきた女性も増えているようですが、男性を助ける “マッチョな女性” というのは、意外性は買いますが いかにも作り物っぽく、リアリティに乏しい感じがどうしても拭えません。
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ウィキペディアから __ レナード・ホワイティング (Leonard Whiting 1950~) は、イギリスの俳優。 18歳でゴールデングローブ賞新人賞を受賞した。 ゼフィレッリ監督は3ヵ月以上かけて300人の中から彼を選び出した。

オリヴィア・ハッセー (Olivia Hussey 1951~) は、イギリスの女優。 1968年 シェークスピア原作の映画『ロミオとジュリエット』で人気女優となる。 しかし その後は役に恵まれず、テレビ出演が主となっている。

ダニエラ・ビアンキ (Daniela Bianchi 1942~) は、イタリアの女優・モデル。 1963年『007 ロシアより愛をこめて』でボンドガールに抜擢され、ハリウッドデビュー。 彼女の出世作である。 引き続きハリウッドでの成功をもくろむが、英語の勉強をしないことが障壁となった。 結婚後、家族との時間を優先するために映画産業より撤退。

デニス・リチャーズ (Denise Richards 1971~) は、米イリノイ州出身の女優。 1997年の『スターシップ・トゥルーパーズ』のヒロイン役で脚光を浴びた。 007 シリーズ『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999) ではボンドガール「クリスマス・ジョーンズ」役を演じたが、この役でゴールデンラズベリー賞 (ラジー賞) の最低助演女優賞を受賞している。
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今日はここまでです。

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