シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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危機管理部門がない組織?

2024年04月18日 | 世相あれやこれや

尻尾からミルクは出ないってのに。

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記事を読んでいると、危機に対する準備がなされていないと思われる会社が見受けられます。 危機が発生してから、あわてて対応しているのが想像できるようです。

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『いなば食品、新入社員が大量に入社辞退で炎上 … ボロ家&3万円減額は勘違い?』(4月12日 Buisiness Journal ※1) __ きっかけは「週刊文春」が、『「いなば食品」新入社員9割が辞退 女帝の“ボロ家ハラスメント”』と報じたことによる。

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会社側の説明によると __「総合職と一般職の給与の差額が約3万円で、一般職の方が勘違いした」「指摘されたシェアハウスに関してですが …」「週刊文春や SNS 上で出回っている画像は改修前のものです」「シェアハウスの改修は1月に死亡した副社長が担当 …」

 

__ など 総合職と一般職の給与を詳しく説明していなかったと想像される内容で、社宅をシェアハウス (?) と意味不明の説明をし、担当は死亡した副社長が … などと死んだ人に責任を押し付けるような表現です。

 

翌日の Buisiness Journal 報道では __「悪質な企業というより、いろいろな面で “間が抜けている” 企業というのが正しい表現かも …」「社員がオーナー一族の家族のお世話や家事をやらされたり …」という内容もあります。

 

ブラック企業ではないにしても、かなりお粗末対応をする会社のように思え、(同族企業ゆえ?) 能力のある人が然るべき部門を率いているのか疑問に感じます。

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そうすると 不祥事・スキャンダルが発生した場合の対処などは、その場しのぎの "やっつけ仕事" になる可能性が高く、広報部門とか総務部門があたふた 文章を作って対外発表する事になるのですが (?)、準備されていないと それらしい文章を早急に書いて、能力の低い人が承認して発表してしまい、外部の人から色々指摘される羽目になるのです。

 

要するに 危機対応の準備不足が露呈した典型例だと思われます。 今では 多くの企業で “危機管理部門” が設置され、過去の内部不祥事や外部要因による (不可抗力の結果による) 危機への対応の仕方がマニュアル化され、対外発表文章から社内対応方法まで用意されています。

 

具体的には この場合にはこうする・こう発表する、あの場合にはああする・ああ発表する、といった内容です。 過去の事例が数多くありますから、その時 あの企業はどう対応したか、上手く対応した例、マズく対応した例など、幾らでも参考例はあるはずです。 

 

もう一つ 危機対応能力がないと思われる例もあります __

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『「小林製薬に製薬企業を名乗る資格はない」… 薬が効くと信じ込ませる商法』(4月9日 Buisiness Journal ※2) __ 業界内からは「製薬企業を名乗る資格がない」という厳しい批判もあがっている。 2カ月以上も情報を隠したというのは明らかに問題。

 

『実態は日用品メーカー 小林製薬の社名に疑問も、医薬品事業は全売上の2割台』(4月6日 Buisiness Journal ※3) 

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最近の例ですと バカ息子がやらかした『組閣ゴッコ』写真の暴露で、父親の支持率が急降下し、いまだに低迷中という某国首相も __ 本人は特段のミスがないと思うんですが (いや ありました。 すぐに秘書官の息子を辞めさせず、6月1日付けに辞めさせて、ボーナスを支給した事です)。

 

これは危機管理というよりは、息子管理が良くなかった典型例ですね。

 

また 発言発表分には、周りの人のチェックが入ってなかったのか、アドリブ発言だったのか不明ですが、某県知事の職業差別発言は、本人の自覚の無さが原因としか思えません。 本人の “常識” が露呈された典型例です。 そんな人でも知事は務まるのですね。

 

今日はここまでです。


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