相撲史に関心・興味のある方どうぞ

相撲史に関心・興味のある方どうぞ

107年前、井筒が完全分離か

2022-05-08 21:31:16 | 日記
 107年前の大正四年、春・夏 両季の
大関陣をみていただきたい。

 大正四年春場所
東方 大関 西ノ海(←錦洋)=井筒部屋
      朝 潮(←朝汐←朝嵐)=髙砂
西方 大関 鳳(おおとり)=宮城野部屋
      伊勢ノ濱=根岸部屋
 大正四年夏場所
東方 大関 西ノ海 =井筒
西方 大関 伊勢ノ濱=根岸
      朝 潮  =髙砂

 髙砂部屋所属の初代西ノ海〔改名歴なし〕が
引退後「井筒部屋」を創設し、髙砂系から完全
に“分離”したのが大正四年夏と云うことになる
━東・西に対峙して…早速当場所の九日目に
西ノ海─朝潮の割が組まれたのに、後者が欠場
してしまった。まさか“ずる休み”ではあるまい
が……❔

 時津風(双葉山)一門に移った井筒だが、元の
鏡里に非ず元大関豊山が継いだ直後、真っ二つ
に分裂危機─そのとき井筒(元幕内鶴ヶ嶺道芳)
の文字どおり“鶴の一声”─時津風一門を分裂させ
ちゃぁならん─で分裂回避と相成った次第。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天竜三郎10勝1敗 | トップ | 入幕前4預りを記録の常ノ花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事