職場で相次ぐ怪奇現象 | ピロの屋本館@ロサンゼルス

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天使の女王の町Los Angelesでの生活記録

最近職場で

怪奇現象が多発している。

 

職場は結構広くて、

1階、2階と、そして地下もある。

 

更に各フロアーは相当の面積があり、

長い長方形だし壁やドアも多いため、

例えそのフロアーに2人くらいいても

分からない場合も多々ある。

 

そんでもって従業員は

私入れて7人くらいなもんだから、

どこにいても誰かいるから、、、

的な感じとは程遠いというのが現状。

 

けど不幸中の幸いで、

その現象に遭ったのは

わたしではない(笑)。

 

もっと正確に言えば、

その現象に遭っていないのは

私とマネージャーのみ。

 

しかしこのマネージャーという人が、

『自分はそういった事は信じないから』

と断言している人なので、

仮になにか起こったとしても

『気のせい』で流している可能性も

多いにある。

 

よって、恐らく未体験者は

私のみであろう(笑)。

 

 

そしてこれが職場の1階。

 

奇麗でしょ。
 

 

明るいでしょ。
 
とても怪奇現象が起こるようには
見えませんでしょ。
 

でも起こるんです真顔汗

 

 

それでは何が起こったか
お話し致しましょう。
 
ホラーが苦手な方は
どうぞこの先には
進まない事をお勧めします。
 
注意!注意!注意!注意
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クローバーピンク薔薇クローバー クローバーピンク薔薇クローバー クローバーピンク薔薇クローバー
 
ある日のこと。
 
男性従業員が
とある部屋で仕事をしていたら、
別の女性従業員が入ってきて、
ドア続きになっている隣の部屋に向かって、
 
『Hi ピロ~!』と
挨拶をした。
 
ピロとはもちろん私のこと。
 
男性従業員が
その女性従業員の方を振り向いて
こう言った。
『誰に話してんの???』
 
女性従業員が言った。
『は?ピロに挨拶したのよ』
 
男性従業員が言った。
『ここには俺しかいないよ』
 
その女性従業員が
まさかと言わんばかりに
戻って隣の部屋を除いたら、
そこには誰も居なかったので、
ぎゃー--
という事になったらしい。
 
 
私はその日出勤ではなかった。
だから職場にいるわけがなく、
その他の人もそこには居なかった。
 
彼女の証言によると、
その隣の部屋の奥に、
私に似た背格好の女性が
立っていたというのだ。
 
だから彼女はてっきりそれを
私だと思って、
Hi ピロ~!と声をかけた。
 
だけど、数秒後に見たら
もうそこには誰も居なかったんだと。
 
 
その目撃談があった場所の付近で、
別の従業員の男の子が
仕事をしていたら、
腰やっちゃって動けなくなってしまった。
 
そんなのね、
仕事していたら腰やるくらい
いくらでも起こり得るんだけど、
奇妙な事がまた
全く同じ場所で起こるのである。
 
その男性従業員がその例の部屋の
目と鼻の先にある真向いのオフィスで
仕事をしていたら、
例の部屋に置いてあった
ハンガー掛けが突然
ゆ~らゆらと風でも地震でもないのに
勝手に揺れ始め、
かけてあった彼のジャケットが
バサッと床に落ちたという。
 
 
誰も居ないはずの2階で
明らかに誰かが歩いている
ドスドスとかミシミシって足音がしたと、
1階で仕事をしていた従業員たちから
多々証言があった。
 
こんな出来事も。
 

ある朝、

最初に出勤した従業員が
ドリンクを取りに
2階のキッチンへ入ったら、
戸棚の扉が全部開いていたという。
 
冷蔵庫の上の奥にある戸棚とか、
その他の高い場所の戸棚の扉とか、
まず開けないだろう場所のも全て、
見事に全開だったらしい。
 
1,2コならね、
誰かが閉め忘れたのかなとか、
しっかり閉まってなかったのかな
程度で気にもならない事なんだけど、
10コ以上のものが全部となると
これは見過ごせませんでしょ~。
 
 
あとは、
オフィスで仕事をしていたら、
とある従業員目掛けて
クリップが飛んできた。
 
彼女は自分の前にいた従業員が
投げたものかと思い
『クリップ投げないでよ!』
言ったら、
『投げてない。でも
クリップが飛んで行ったのは見た』と。
 
 
そしてうちの職場なんですが、
私のスーパーバイザーが
2階に住んでいるんですよ。
 
2階の半分はオフィスとして
使用しているんですが、
残り半分は居住スペースなんですね。
 
犬を飼っているんですけどね、
ここ最近その犬が、
夜中の3時頃になると
突然鳴きはじめて
おそそまでしてしまうという事が
多いらしく、
スーパーバイザーが困っていた。
 
で、ある夜のこと、
1階で大きな物音が何度もしたから
見に行ったけど、
結局なにも見つからなかった。
 
もちろん夜なので
従業員は誰もいないし、
セキュリティーアラームも
ビデオも完備されているので、
泥棒でもないのは確か。
 
でも間違えるはずもないくらいの
デカい音が何度も何度もしたと言う。
 
なにもなかったんだけど、
スーパーバイザーが
1階に降りてきて廊下を歩いていた時、
なにか重~い感じがしたらしい。
 

その人も、マネージャー同様

そういった霊的なものを
全く信じない人。
 
けど本人曰く、
『私はそういうの信じないし
だから怖くもないんだけど、
とにかく”重い”
この言葉がぴったりって感じがした』
と言っていた。
 
そこにいた従業員の男の子も、
以前働いていた職場で、
似たような”重い”経験を
したことがあったらしく、
そこで話が盛り上がっていた。
 
で、彼らの結論は、
”未知なる存在が居る場合、
そこは重くなる”
というもの(笑)。
 
 
その男の子が以前の職場で
体験した事はもっと直球である。
 
夜中に職場の掃除をしていたら、
前方のガラスに
なにか人影が映っているのが見えた。
 
心の中で『うわっ・・・・』と思って
ふと振り返ったら、
彼の真横に4,5歳くらいの
女の子が立っていて、
彼を下からじぃー--っと
見上げていたという。
 
 
まぁ、そんな感じなんですが、
うちの職場ね、
建ってから100年以上の歴史がある。
そんでもって、
開かずの間チックなものもまである。
 
なので、
こういった怪奇現象が起こっても、
なんら不思議はないわけですよ。
 
 
そしてその開かずの間は
地下にある。
 
 
 
 
 
 

 

 

これがその地下室のほんの一部。
 
まぁ、地下室ってね、
どうしても地下で窓がないって事もあり、
いつでもどこでも不気味なんですが、
その開かずの間がこちら。
 
 
 

 

 

階段の左側のドアです。

 

ここは所謂階段下の

デッドスペースなんですよ。

 

以前勤めていた大学時代の先輩が

この開かずの間について教えてくれて、

そして開けて見せてくれたことがあった。

 

 

この場所は、

とある夫婦が土地を買って、

この建物を建てたんです。

 

当時は現在の駐車場の一部が

畑になっていて、

そこでご婦人が野菜やら果物やらを

栽培していた。

 

そしてその収穫物を

ジャムにして保存していたのが、

この開かずの間。

 

中には棚があって、

100年経った今でも、

ご婦人の作ったジャムが

いくつも置いてある。

 

今から4人前のマネージャーが、

この開かずの間の中の

1つのジャムの瓶に手を付けた。

 

『こんな汚ねーもん、

捨てちまえよ!!』

 

そのすぐ後からそのマネージャーは、

お金を失い

地位を失い

職を失い

家族も失い、

アル中になり、

落ちるとこまでおち、

ノイローゼになって

最後は去って行ったという。

 

以来、ここは『夫人の部屋』として

開かずの間となり、

でもみんな面白がって

一度は開けるんだけど(笑)、

決して夫人のジャムの瓶には

手を付けない。

 

かくいうわたしも、

先輩に見せてもらった時に、

入りはしなかったけど

夫人にご挨拶はしておいた(笑)。

 

って話を聞いた上で、

現在いるインターンのMは、

その開かずの間を見せてもらったら、

その直後から強烈な脱力感で、

家に帰るのも大変だったと

嘆いていた。

 

言わんこっちゃない(笑)。

 

 

まぁね、100年の歴史がある

建物とかって

そういった曰くつきでも

なんら不思議はないですわ。

 

 

そしてわたくしピロは、

最近この地下室、

婦人の開かずの間の真横で

1人でお仕事が非常に多い(笑)。

 

最近までは

インターンも一緒に仕事してたんで、

べちゃくちゃと喋ったり

笑ったりして楽しくやってたけど、

やっぱり不気味ではある

我が職場の地下室ですニヤニヤあせる

 

しかも、

リモデリングの関係で、

今後数ヵ月は、この地下室での

お仕事が多くなりそうなピロです滝汗汗

 

今後も引き続き、

私にだけは

なにも起こらない事を願いますおねがい

 

 

 

 

さて、怖い話で寒くなったと思うので、

最後はうちの

三毛猫のお姫さまで〆ましょうか。

 

 

 

 

 

 

クローゼットを開けると

そこにはこんなかわゆい魔物がてへぺろ

 

 

 

それではみなさま、

良い1日を愛飛び出すハート