もしあなた様が、GLP-1の注射を打ってまで痩せたいとお考えのようなら、このブログ記事を読んでからにしてください。
新潟市で理想的なダイエットを追求して20年、整体師の井ノ川と申します。
40歳代の女性から電話でダイエット相談があったんですが、よっぽど困っていたのでしょう。
電話でも切羽詰まっている感じでしたから、何が何でも痩せたい気持ちがこちらにも伝わってきました。
「何やっても痩せない。」
とおっしゃっていたので、どんなことをしたのか聞いてみると、
置き換えダイエット
スポーツジムで運動
プロテインのダイエット
痩せるお茶
エステで痩身
補正下着
など、日本で流行ったダイエット法なら全部やったことがあるくらいの勢いでした。
掛けたお金は総額で、高級車一台分は使っているレベルでした(汗)
その女性が、最近話題になっているGLP-1という医療ダイエットという手法をやってみたのだそうです。
このGLP-1ダイエットというのは、ネット環境があればスマホでオンライン治療が出来るので、自宅で自分で注射する手軽さから今とても人気があるダイエット法です。
元々GLP-1の注射は、糖尿病専門の病院で保険適用される治療としてあったものです。
今はオンライン上で病院側とやりとりが出来るので全国どこでも対応可能で、さらに専門病院以外での自由診療も出来ますから取り扱う医療機関が増えたのでしょうね。
美容外科・内科の病院・皮膚科のクリニックでも受診が可能なので、口コミでやる人が増えています。
多くはクリニックに行って対面し、有資格者から問診をしてもらい具体的なやり方の指導を受けて、自宅で一日一回の注射を自分で打ちます。
近くのクリニックに行ってGLP-1を申し込んでやるもよし、ネット上の手続きでアドバイスも受けながらのダイエットもよしです。
痩せない人が医療目的での治療の一環ではなく、痩身や美容目的でGLP-1の注射をするのが流行しているのです。
この注射を打てば痩せるという魔法でもないのでしょうが、痩せたい気持ちが先走っている女性の間ではちょっとした話題です。
当院でダイエット中の生徒さんからもよくGLP-1注射の話題が出てくるものですから、よっぽど魅力的なアイテムに思えるのでしょうね。
ただ私としては、打てば痩せるという女性の過度な期待の方が先行しているように感じています。
この女性は、GLP-1注射を実際にやってみたのだそうです。
医療機関が取り扱うダイエットなので信頼もあり、お医者さまからアドバイスを頂けるのが魅力だったとおっしゃっていました。
このまま痩せないでいるよりは、最後の望みを掛けてこれを最後のダイエットにするつもりでチャレンジしたそうです。
ところが三ヶ月経っても体重にも変化はなく、結果が出ませんでした。
女性は、問い合わせ窓口に聞いてみたのだそうです。
電話にはスタッフの方が出られて、
「それでは注射の量を増やしてみましょう。」
と言われました。
料金も増やした分だけ増額になるシステムになっているのですね。
女性は言われた通りに量を増やしてみても体重の変化はなく、食欲に関してもさほど変わらずで痩せはしなかったそうです。
どうしたものかと思い、また問い合わせ窓口に聞いてみたら
「糖質や脂質の量が多過ぎていないか?」
とか
「タンパク質はたくさん食べてよい。」
など言われたそうです。
女性が言うには、食事のアドバイスや指導をするのなら最初から言って欲しかったし、結局のところ注射しただけじゃ痩せないじゃん、という不満っぽいニュアンスで教えてくれました。
女性の言い分も解ります。
結果的に痩せなかったので、食事の量や方法がよくなかったのか?
それとも、注射の仕方が悪いのか、注射の量が足りていないのか、判らないのです。
そんなときに、当院のホームページを見つけて電話を下さりました。
この女性が、ダイエット中にどんな食生活と生活パターンでいたのか聞いてみました。
すると、いくつか気になる点がありました。
話を聞いてみると、この主婦の方は過去に糖質をカットして激ヤセしていたのです。
それからというもの、体重のアップダウンを繰り返すようになったそうです。
本人も、それをとても後悔していました。
あめ玉を一個食べただけでもすぐに体重が2キロ増える体になって、まともに食事が食べられなくなっていました。
低カロリー過ぎる食事を続けると、たまに糖分や脂が体に入っただけでも極端に反応するようになります。
これは、糖質制限や断食に近いことをするとよく見られる現象です。
負のスパイラル、または地獄の入口と言っても過言じゃありません。
これは、大げさに言っているのではないです。
一度そういう体になってしまうと簡単には抜け出せなくなって、当院へダイエットにやってくる女性の何割かの方は実際にこういう経験をしています。
正しい食事法で一度リセットしてあげるとよいのですが、食べるとカロリーが増えるので食べるのが怖くなっています。
なので低カロリーなものばかり食べるようになり、尚更のこと燃え難い体になります。
これが厄介で、残念ですがこういう人は、何もやっても痩せれません。
過去の過激なダイエットが引き金となって悪循環になり、いつまでも痩せないダイエットを続けている人も少なくありません。
女性は仕事でのストレスもあって毎日晩酌して、ビールと酎ハイを欠かさずに飲んでいました。
糖質ゼロでカロリーオフなら太らないだろうと思って、それを箱買いしていました。
おつまみはピザやチーズが大好きで、コストコフェアがあると大量買いをしてストックする強者だったんです。
アルコールはゼロキロカロリーなので、おつまみは好きなものを食べてもよいだろうと、ある意味プラス思考で食べていたんですね。
ストレスと上手く付き合うようにしないと、いつかは爆発してしまいます。
ストレスを溜めるよりも、お酒を飲んで発散させた方が、効果的な場合もあります。
ですが、痩せたいのであれば適酒・適量がよいでしょう。
そこが難しいところです。
女性は、さらに運動も併用してやったそうです。
どうしても痩せたくて、一緒に運動を頑張ってやったのです。
注射も数か月をまとめて申し込むと割引があったので、半年分を最初に購入してありました。
数十万円分もお金を掛けているので、結果を出したくて併用して運動したんですね。
やったのは有酸素運動と体幹トレーニングで、汗をかくまで頑張ってやってしまいました。
運動量を増やせば消費カロリーが増えるのでダイエットには理想的ではあるのですが、これは逆効果です。
体力を消耗し過ぎて筋肉の破壊が起きて、修復に余計な負担が掛かります。
それと、大量の汗が出てミネラル分が失われてしまうのです。
消費カロリーを増やすのに運動は手っ取り早い手法ですが、お腹が空くことで吸収も早まります。
運動を脂肪が落ちるまで続けるのは困難で、とくに体重が重い方ですと疲れますから継続が難しいという図式になります。
失敗と挫折を積み上げることになってしまいます。
GLP-1医療ダイエットをやりながらも自分で試行錯誤したこの女性は、結局やせることは出来ずで買い求めた注射のストックが無くなりダイエットは終わりました。
女性の話をお聞きして状況がこちらも理解できたので、一度リセットした方がよいことをお伝えしました。
説明を聞いた女性は納得されて、当院でのダイエットを始めることにしました。
やはりダイエット成功に導くためには、直接お会いして話をお聞きすることが一番のよいと思います。
なので当院では、最初の問診である初回カウンセリングを大切にしています。
全然やせないという悲しい結果にならないように、最初の問診を大事にしています。
ダイエットは最初のスタートの出だしで成功するかどうかが決まってしまう、と言っても過言じゃありません。
最初から痩せるか痩せないかということではなく、準備が出来ているかどうかが大事なのです。
あとからやってくる停滞期やアクシデントを予測して、心構えの準備をしておくのです。
ダイエッターさんお一人お一人の年齢も身長も体重も、食生活や生活パターンも仕事内容や消費カロリーも、全部ちがいます。
当院では最初の問診をしっかり時間を掛けて行うことで、ダイエットが順調に進んでいくように準備をしています。
医療ダイエットGLP-1を注射しても痩せない経験をした方は、こちらの方法をご覧下さい
ホームページ https://inokawa.jimdo.com
電話番号:025-385-2154
営業時間:午前9時~午後8時
お休み:日曜・祝日
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