先日、何年か振りにアイスクリームを食べました。
アイスを食べたら今日のブログの女性のことを思い出したので、記事にしますね。
ある女性がダイエットを始めた時の話です。
お会いして最初に話をお聞きすると、この女性には昔からの悪しき習慣がありました。
それは、お風呂あがりのアイスクリームです。
でも、それが原因で太ったというのは、自分で分からなかったんですね。
（認めたくなかったのか？）
お会いしたときには
「食べ過ぎてもいないのに、なぜ痩せないのか？」
という認識でした。
普段の食事量はいたって普通なので、そのように思ったのかも知れません。
ですが最初にアイスクリームの話は聞いていましたから、この女性の太った原因はそれだろうと容易に想像も出来ました。
自分でも何となく解かっていたのかもしれませんが、それを認めたくなかったのかもしれません。
（認めたくないということは、アイスクリームを止めたくないから？）
女性のダイエットが始まって一ケ月が経過した頃、体重が３キロ落ちたところでポロッとおっしゃったんです。
『お風呂を上がって、毎日にようにアイスを寝る前に食べてたら、そりゃ太るよね・・・』
と（汗）
痩せて初めて気付けたというか、女性は素直に自分で認めたのです。
冷たいアイスクリームを食べると、甘さを感じ難くなります。
どれだけ甘かったかは、常温に戻してから食べると判りますね。
甘ったるくて、べったりします。
これを食べようとは、誰も思わないでしょう。
でも冷たいと食べたくなっちゃいます。
もちろん、アイスにはたっぷりの砂糖が使われていて、冷たくするとそれを感じないのです。
ですから、そんなにカロリーを摂っているとは食べている時に思わないですよね。
ですが間違いなくカロリー分の糖分が、体の中には入っています。
これが積み重なると、どうなるか？
もちろん太ります！
脂肪が増えて体重増加はもちろんですし、他にも体に様々な影響があります。
体脂肪率の他にも、コレステロール値も上がってくるでしょう。
それから女性は、当院でのダイエット中はアイスを食べませんでした。
アイスクリームを食べたときのリスクを考えて、ダイエットや体にいろんな影響があることを再認識したのだと思います。
その後の体重は順調に減って行って、めでたく目標体重まで到達できました。
そして、問題はここからです。
ダイエットが終わってからアイスクリームをどうするか、食べるか食べないか、です。
基本的にはご本人の判断に任せていますが、アイスクリームを食べるタイミングだけは気を付けるように、アドバイスしました。
もちろんお風呂上りの寝る前にアイスを食べないように、再度お願いしました。
もし食べるなら、朝食か昼食のデザートとして一緒に食べることをお勧めしておきました。
午後３時以降には砂糖や果糖の糖質が高いものは控えた方がよくて、寝るまでに食べた分の糖質を分解できるタイムリミットを考えてのことです。
女性はきっと約束を守ってくれていると思います。
応援しています。
アイスクリームではなくプリン大好き女性が当院でダイエットして劇的に痩せたことがありますが、甘い物が止められない方の参考になりますよ。
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