学生時代の国語の先生が暗記に対してスパルタで、苦痛ではあるけどなんだかんだ覚え込んだ。
先生は嫌いでなかったし、丸暗記は苦手ではなかったのでこなせましたが、そういうのんイヤな子(特に男子)は逃避してた。
その中の一つに松尾芭蕉の「奥の細道」の序文がありまして、今でも一部ぬける箇所あるけど大方そらんじれる。
という自慢話ではなく、「時間すぎるのが早すぎるよ」っていう、焦りのボヤキです。
この前、直木賞と芥川賞が発表されたばっかなのに、もう、次の受賞が決まってやんのぉ。
体感的には年末=2カ月ぐらい前なんですがね。
以前もボヤいたと思うんですが、年2回、しかも複数人が受賞できる賞って、量産型。
総理大臣みたくどんどんどんどん増えて、ちょっと未来の受験生を泣かせる結果に。
まぁ、書店が賑わい、出版業界が盛り上がり、今まで知らなかった作家さんがメジャーになるんで、悪いことではないとは思うんですが、なんか、賞の肩書の重みが薄くなってる感じがする。
芥川賞や直木賞の上の位の文学賞があればいいのに。
「数十年に1回、プロアマ共に唸るぐらいの天才」に贈られる賞。
まぁ、それがノーベル文学賞になるんだろうけど、全世界で選ぶから、ハードルが高すぎるし、日本文学の真骨頂が見えるわけでもないし、ちょっと規模が違いすぎるぅ。
っていうのんが、素人の文学に造詣深くない感想。
あっ、でも、時間すぎるのん早すぎていいこともあります。
各少年誌で毎日更新される無料漫画、1週間経つのが早いから、なんか得した気分なんだぁ。
学生時代、「あぁ続きどうなるん?」とか駅の売店でフライング販売のジャンプを買ってた頃は、1週間が待ち遠しくて仕方なかったですが、年とると1週間がアッという間で、待たなくていい。
今のお気に入りはジャンプ・プラスの隔週金曜日更新「やり直し姫は夫と恋したい」なんですが、次回が気になっても、2週間なんて割とすぐ来る。
ふぅむ、年とるといいこともあるんですねぇ。
【おかんのひとこと】子どもの頃は「花の子ルンルン」の続きが見たくてテレビの前で悶絶してたのにねぇ。