2022年1月30日、愛するチャコが亡くなりました。なので、30日は3年目の命日。

この記事は、2023年1月30日に書いた記事の複製です。

 

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1年前の今日、チャコが亡くなりました。

 

チャコというのは、15年と6か月ほど共に暮らしたわが家の飼い猫です。

最後は朝の6時過ぎ、チャコが大好きだったわたしの毛布の中で、寄り添ってあげることができ、静かに息をひきとりました。

 

「あぁ、これで全部終わった、終わったのか…そうなのか、ありがとうチャコ…ウチに来てくれて、幸せだと思ってくれたかな? チャコ…ありがとう…」

そんな感慨にふける朝になりました。

 

腎不全と診断されて5年ほどがんばってくれましたが、後半は自宅で皮下点滴を朝晩繰り返し、薬や療養食などできる限りの対応をしてきました。でも最後の1週間くらいだったか?もうこれ以上の治療はチャコを苦しめるだけと判断し、薬も点滴も中止して、できる限りチャコのそばにいてあげることだけに努めました。

 

今でもわが家には2匹のニャンコがいますが、チャコの頭の良さと戦闘能力、狩猟能力、カンの良さは別格です。これまでたくさんの猫と暮らしてきましたが、チャコの能力を超える猫には出会ったことがありません。

 

不思議な能力も持っていた猫で、「週刊朝日」の記事に掲載されたこともあります。

 

 

チャコは晩年になり口内炎を発症してから、わが家の2階だけで暮らすようになりました。それまでは外にも出ていた猫で、メス猫ながら、わが家周辺のボス的存在で流れ猫たちを蹴散らしていました。

 

ネズミ、スズメ、セミ、カマキリなど、ずいぶんたくさんの獲物を「ほら、獲ってきたよ、エライでしょ、見て見て!」と家の中に持ち込まれましたっけ(笑)。

 

 

いつもわたしのことをよく見てくれていた猫でした。

この写真は奧さんが撮ってくれたもので、わたしが酔っぱらってイスで寝てしまったとき、心配してずっとのぞき込んでいたそうです。

ヒザの上に乗るのは、家族の中でもわたしのヒザの上だけでした。

 

 

ヒザの上に乗って喉元をオープンにして、左腕を伸ばしてわたしの胸を触るのは、ナデナデしてよ~というチャコの合図でした。

 

 

寒くなると、わたしが使っている毛布に日中はもぐりこんで暖をとっていたチャコでした。奥さんいわく、「パパの匂いが大好きなんだよ、チャコは」

 

 

わたしが帰ると、2階のベランダからお出迎えしてくれました。どんなに雨が降っていても。早く上がって来てよ~と言わんばかりの鳴き声を出しながら。

 

わたしが出かけようとして、腕時計をカチッとはめる音を聞くと、どんなに寝ていても首を持ちあげて、「どこいっちゃうの?早く帰って来てよ!」と訴えかけるような目をしてわたしをじっと見つめていたものです。


チャコとわたしはテレパシーというのか、心がつながりあっているのを時々感じることもありました。仕事中に、いきなり「今日は早く帰ってきて!」というメッセージを受け取ることもあって、これは誰にも信じてもらえないかもしれませんけど(笑)。

うしろから何かに触られるような感覚もありました。

 

そんなときは、家に帰るとチャコはニャゴニャゴ言いながら、「待ってたんだよ~」という感じで、わたしがイスに座ると、すかさずひざに乗ってきました。

 

外にいても、いきなりチャコの匂いを感じて、あれ?なんで?こんなにすぐ近くにチャコがいるような感じがするの?と思ったこともありました。不思議です。

 

 

 

わたしが朝起きると、すかさず枕に乗って落ち着くのが好きなチャコでした。

 

 

チャコは、そもそも父子家庭のころ、娘たちが学校から帰ってもさみしくないようにと考えて、会社の知人から譲り受けた猫でした。

 

チャコはしっかりとその役目を果たしてくれただけでなく、「週刊朝日」の記事にも書いたように、ずっと家族の心配をしてくれて、家族すべての守り神になってくれた猫でした。

 

なので、娘たちが実家を出て結婚しても、たまに娘が帰ってくると、2階のベランダから、わたしを迎えるときと同じような鳴き声で娘たちを歓迎していました。

 

では、チャコがまだ0~2歳のころの写真集です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シッポだけお風呂に入れるのが好きだったチャコ。

トイレにもお風呂にも、いつもわたしといっしょだったチャコ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両親の命日は忘れても、チャコの命日だけは決して忘れることはないはず。

2022年1月30日、虹の橋を渡ったチャコ。

いつかまた会う日まで、楽しみにしているよ、チャコ、ねぇチャコ…

 

 

これ、きっといつかまた会えるよ、という感動的なアニメです。

涙なしに、観ることはできません…

 

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チャコが亡くなったあとの不思議すぎる奇妙な出来事は、こちら下矢印

 

 

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