木も草も吾も光を求めおり冬のただ中もっと光を

 

 

 

垂れ込めた雲が重い

雨は少ないけど寒々しい

冬真っ只中の人生の

憂を閉じ込めて

逃げる術すら・・・ない

 

若ければ

力技でも体力勝負も

出来たものを

もうそんな力も残っていない

晩年の憂

 

せめて空が晴れたなら

心も晴れると思うのに

やっぱり空には厚い雲

このまま消えてしまうのか

私の人生

 

 

 

 

 

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