膝蓋腱断裂の解説〜プエルトリコの投手に起きた悲劇〜 | 頑固なもの(脳卒中片麻痺、慢性疼痛)と戦う理学療法士のブログ

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WBCが盛り上がっていますが、

昨日プエルトリコの選手が勝利して仲間と喜んだ時に膝蓋腱断裂をしたというニュースがありました。


https://youtu.be/JIsWz5NVoMY



実はなかなか少ない怪我ですが、どんなものか解説します。




膝蓋腱というのは以下の図の赤丸の場所です。


大腿四頭筋という筋肉が膝蓋骨に付着していますが、その膝蓋骨から脛骨に走行している腱です。




ジャンプした時など、

大腿四頭筋に強い収縮があったときに膝蓋腱がひっぱられて断裂することがあります。


また、内分泌疾患患者にも起こりうるみたいです(参考文献)。




治療は基本的には手術になります(参考文献)。



術後はリハビリを行い6ヶ月後あたりの復帰が一般的のようです。




そもそも膝蓋腱が断裂するということは、

その部位に負担がかかりやすい体の使い方をしてきたと推察されます。



予防としては、

・大腿四頭筋の柔軟性維持のためのストレッチ

・大腿四頭筋への負担を減らすための、ハムストリングスの強化

・大腿四頭筋への負担を減らすための、大臀筋の強化

が重要です。




何はともあれスポーツをする際は急激な筋収縮が起こるため、

十分なストレッチや身体を温めておくことが怪我予防につながります。




プエルトリコの選手の1日も早い復帰を祈っております。




では。
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