波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

卒業記念として企画の「USB写真集」をやむなく断念~個人情報の壁に阻まれて・・・

2021-10-02 00:00:22 | 悲しい出来事
「Pat」さん、8年ぶりのコメントをいただきどうも有難うございました。
そう・・・アッピアが他界してからもう8年にもなるんですよね。改めて月日の流れの早さを感じます。

早いと言えば今日から10月・・・今年も残り2ヶ月で、来年の手帳やカレンダーがお店に並ぶ時期となりました。
自民党の総裁選も終わり、残念ながら驚きの結果とはならずコロナ下で安定重視の結果に落ち着いたようです。

それでもこの2週間は毎日のように公開討論会が行われ、それを見ているだけでもなかなか面白かった。
4人それぞれの個性を感じながら、改めてアピールには概念や抽象論ではなく具体性と明確さが重要だなと・・・

重箱の隅を突っつくような高圧的な口撃に、主役は防戦一方で無難な対応にならざるを得ない国会討議よりも、
今回のような議論の方が余程有意義で、日本の今後の課題を一緒に考えることが出来て随分ためになりました。

そして、国の今後を占う議論を楽しむ一方で、この2週間は息子らの卒業に向けた企画を行っている委員間で、
企画中の記念品を巡るとある問題をどう解決するかという議論がLINEを通して飛び交いました。

卒業記念として学校からは卒業アルバムが発行されますが、そこから外れる先生や業者撮影の写真を集め、
体育祭や学園祭で私たちが撮った写真なども入れて「USB写真集」として記念品とすることを企画していました。

写真をデータとして配ることになるため、事前に生徒と保護者に個人情報についての同意を得る必要があり、
個人情報の同意を含めて企画の案内を配ったところ、一人の保護者から個人情報削除の要請がありました。

生徒が同意しないのが理由で要請には応じる必要があり、本人にチェックの上削除してもらうことになりました。
通常はこれでOKなのですが、何とクラス写真も本人と認識できないよう解像度を落としてほしいとの要請が・・・

さすがにクラス写真の解像度まで落とすと全員の顔がぼやけてしまい、これはもうただのピンボケ写真・・・
代わりにボカシやマークでその生徒だけ隠すことも考えたのですが、誰を隠しているのかが特定できてしまう。

なぜそこまでして個人の顔を出すことに抵抗があるのかが気になり、委員が素人探偵的に探ってみたところ、
その女子生徒は街を歩いているとスカウトされる程の容姿端麗で目立つらしいことが判明・・・

となると、現在容姿を売りに何らかの仕事をしているか、卒業後に事務所等と契約予定となっている可能性あり。
もしもそうだとすると、個人情報どころか肖像権も関係してくるため、写真に敏感になっている可能性がある・・・

もう18歳で来年4月からは成人になるタイミングのため、そういったことも十分に考えられる年頃・・・
最終的な判断はこの週末に決めることとなりますが、今回の企画は多分中止することになりそうです。

息子が小学校卒業の時に、6年生1年間の写真を音楽と共に先生が編集して配ってくれた「卒業記念DVD」・・・
これが本当に嬉しくて今では大事な宝物になっているのですが、そういうものももう簡単には作れない時代・・・

私が小学生の時に草野球で遊んでいたところに、野球好きの兄ちゃんがやって来て少年野球チームが発足・・・
その後、そのクラブは順調に成長し、今では県大会で決勝に進出するほどの実力をつけるまでになったよう・・・

そのクラブの記念誌が送られて来ましたが、初代チームの一人としてユニフォーム姿の自分の写真を見た時は、
涙が出るほど感激したものです。そういうサプライズもいずれはなくなってしまうのでしょうか・・・

簡単にデータがやり取りできる便利な時代となった反面、逆に何かと不自由な時代になったことも感じ、
「なんだかなあ・・・」と少し寂しさを覚えた出来事でした。

2021年10月1日


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