このことわざの意味は,「井戸の中に住んでいるカエルに海の話をしても分からない。 人はとかく狭い見識にとらわれて,他に広い世界があることを知らないで,自分の住んでいるところがすべてだと思い込んでしまっている。」
このことわざほど日本人を象徴しているものはあるまい。日本人は日本が全てだと思っている。海外は関係ない、日本は日本だと信じている。まあものによっては間違いではないが、そのくせ海外の悪い面ばかりを真似して取り入れているではないか。西洋医学などはその最たるもので、コロナワクチンがその良い例だ。日本は日本、海外とは関係ないので、第7波や第8波は日本にしか来ないのだ(笑)。
先日、剣道の稽古に行くと、タイとベトナムへの出張から戻って来た仲間がいて、師範とこんな会話をしていた。ちなみに彼はコロナを気にはしていないが、信じていてワクチンも何度も打っている。
「誰もマスクなんかしてないんですよ。こんなもんしてたら恥ずかしいですよ。特に白いマスク、こいつ何しとるんや、みたいな目でじろじろ見られます。まああっちは暑いですからね、こんなもんしてたら窒息しますよ。で、感染したらどうするんや?と訊くと、そんなもんすぐ治るやないか、と言うんですよ。」
(笑)。私自身は、日本のみならずアジアはまだマスク生活を続けていると思っていた。いやあ、本当に日本だけのようだ。
ワールドカップやウインブルドンを見ればわかるだろう。観客の誰もマスクなんぞしていない。
それに比べ日本の大相撲は、未だにマスクして観戦(感染)。
暗い。
まさに観戦(感染)にはマスクがつきものだ(笑)。日本人全般に愚直というか、暗い性格だなとつくづく思う。マスクがその暗い性格を象徴しているかのようだ。
米ファイザーやモデルナ社にとっては日本が最後の市場である。もはやどこもワクチンなど買わない。自国の米国でさえオミクロンワクチンを却下した。つまり欠陥品と判断されたわけだ。ファイザー社にとっては大きな痛手であり、これをなんとかしなければならない。その埋め合わせをしてくれるのが日本市場だ。そのため、キシダ日本担当営業部長が5回目の接種として全量引き受けた。
もう日本でしか売れないのだ。なのでファイザーやモデルナは絶対に日本を手放したくない。幸い日本人は煽りやすいので、感染者数をでっち上げてテレビで流せばワクチンに飛びついてくれる。そのためにもマスクは有効なのである。