ライブ盤の再流行
海外のこんな音楽記事を読んだ。
・Why the live album is back (なぜライブアルバムが復活しているのか?)
ザ・キュアー、デュア・リパ、エド・シーラン、インタープール・・・といろんな大物アーティストが、ライブ音源をリリースしているという話。
ライブ盤、以前は、POPやヒップホップの影響力が増すにつれ、ライブ・アルバムはその影響力を失っていたらしい。
(※どちらのジャンルもスタジオ版での完成度重視なため)
ただコロナ禍以降は、
みんながライブ空間を求めていたため、
全体的にコンサート音源への需要が増しているんだとか。
デュア・リパのオーケストラアレンジすごく良かったし、日本でも話題になっていた気がする。
CDのオリジナル音源とは違ったアレンジが聞けるのも魅力。
イギーポップのこのライブ音源が出てることも知らなかったけれど、
初期から後期まで、代表曲盛り盛りのセットリストで大満足。
あのU2も実は、SpotifyやApple Musicで
昔のコンサート音源をたくさんリマスター版で配信していたりも。
最近ではアーティストの公式Youtubeでまるまる音源・映像とともにフルでコンサートの様子をあげていることも珍しくなかったり。
グラストンベリーの出演発表とともに復活を宣言した
The 1975も、30曲以上のライブ音源を一気に配信したり。
あのケンドリックラマーも、
スーパーボウルハーフタイムショーの音源をフルでストリーミング配信していたり。
邦楽でいくと、
今月リリースされる サザンオールスターズの新譜も、
予約特典として「茅ヶ崎ライブ 2023」が同梱される予定。
「音楽やっぱりライブよね!」というのは間違いないなと
こないだグリーンデイのコンサートに行って思ったり。
いろいろ弄れるスタジオ盤とは違って、
ライブ音源はアーティストの歌唱力・演奏力の証明にもなるんだとか。
レコード会社側、リスナー側、
どちらも二度楽しめるというところもあり、
最近はライブ音源をたくさん配信する流れがきている、という話でした。
そういう意味では、50年以上も前からライブ盤を無料でファンに収録・配信を認めていたグレイトフルデッドってやっぱりすごいなぁと改めて思ったり。
オチもないけど、そろそろこの辺で。