OpenAIや人間のスキルについて
「ReThinking」というTEDにて配信されているポッドキャスト番組で、
OpenAIのCEO サムアルトマンと、心理学者のアダム・グラント(((※『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』の著者)))の対談が面白かったので軽く紹介。
・Sam Altman on the future of AI and humanity
ざっくりまとめと思ったことをちょこちょこ書いていきます。
サム・アルトマンの発言:
・数年後には、ほぼあらゆる分野において、最も興味深く共感できる会話は AI との会話になる可能性がある。
・人類は新しい技術を見つけるたびに、仕事は消え去ってしまうけれど、
より良い新しい職を得るので心配しなくてよい。
・仕事をやる上で、自分なりにできるユニークな貢献を見つける必要が出てくる
→仕事の意味づけができないとしんどいよ、という話。
・経済全体が大きく変化する。
・答えを見つけることよりも、どのような質問をするかを考えることの方が重要。
→ 事実を集めるだけの人より、点と点をつなぐ人の方がはるかいに価値がある。
パターンを統合して認識できれば優位に立てるんだとか。
・人間とAIがどのように連携すべきかを理解する段階として、まだ初期段階にある。
・今の移行期間だけが奇妙に感じられるだけで、それを過ぎさえすれば、もうAIへの違和感は誰も気にしなくなる。
→インターネットと同じく、これはそうかもね・・・。
・たとえ人々が自分の考えを表現するために、AIにもっと依存するようになったとしても、それこそが未来の方向性なのかも。
・人間がルールを設定し、AIがそれに従う仕組みにしなければならないし、それを維持する必要がある。
有名になることのデメリットや、『宇宙空母ギャラクティカ』、人工知能の通貨について語っていた部分も面白かった。
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ここから下は、
ポッドキャスト司会者のアダム・グラントの意見:
・人間は、敏捷性(agility)が重視されるようになる?
・マトリックスの元ネタでもある、「人々はシミュレートされた喜びよりも実際の経験を好む」というロバート・ノジックの思想について。
・ロボットから(かっこいいとか尊敬されているとかの)ステータスを得ることは難しい
・機械の前では、人間と違って自分が馬鹿みたいに見えることを誰も気にしない
・技術の進歩は止められないが、人間の適応力も止まらない。
長いけど、いろいろ面白いインタビューだったなと。
深夜のテンションでざっとまとめてみました。