大規模太陽光発電に対する環境アセスメントでの見直し要請について

物凄く遅い今年初のブログ更新になりましたが…(^ω^;)
皆様お疲れ様です。ピースです。

石原慎太郎元都知事がお亡くなりになられました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
で、ツイッター上にて、「サヨク(パヨク)」系のアカウントを見ると、まあ揃いも揃って、死者に鞭打つ罵詈雑言っぷりですね。
こちらでも取り上げられているとおり、「愛国派」からの評価も、決して大絶賛されているものではないんですがね…(この辺は程度や方向性は違えど、安倍~岸田政権、あるいは今の自民党全体とも共通します)
こういうところからも、「多様性(Diversity)の尊重」を、言葉だけでなく実践しているのがどちらかは、きちんと見えてくるものです。

さて、先月は黒田裕樹先生の東京歴史塾にも参加していましたが、その報告は次回に回して(というか、過去受講していたのに当ブログで報告していない回もあるのですが、その話はその時に一緒に)、今日はちょっと気になる記事を発見したので、そのお話をしたいと思います。

「大規模太陽光 環境アセスで初の待った!」(ここに注目!)

大規模太陽光発電の計画に対して、環境アセスに基づく初の抜本見直しがつきつけられた。
何が起きているのか、水野倫之解説委員の解説。

イラストの関所で「待った!」をかけているのは山口環境大臣。
A:事業が環境に与える影響を調べる国の環境アセス、つまり関所がなかった太陽光だが、
おととしから3万kW以上が対象となり、環境省が複数の計画を評価。
そして、埼玉県小川町の86haの山林におよそ4万kWの大規模太陽光を設置する計画に対し、
先週初めて抜本見直しの意見をつけ、待った!をかけた。

盛り土が計画され、
35万立法メートルの大量の土砂が搬入される点を環境省は問題視。発電に必要か説明が十分でなく、
去年熱海市の土石流で盛り土が被害を広げた点も念頭に
斜面崩壊など「土地の安定性への影響が懸念される」としている。

私も主専門は河川なのですが、今年度は少しだけ砂防に関連する業務もやっておりましたので、昨年の熱海の土砂災害等、技術的な話題にもアンテナを張っていました。
もちろん、メガソーラーの問題点についても、あちこちで挙がるトピックなので、大雑把には把握しています。
が、それに絡む環境アセスメントの話題に触れたのは、対象になったのが一昨年ということで、初めてですね。

ご存じの方も多いだろうだと思いますが、「再生可能エネルギーが環境に良い」というのは、いろいろとイメージだけが先行して独り歩きしている面があるんです。
同じく環境アセスメントで取り上げられた事例ですと、風力発電においても、鳥が巻き込まれるという問題(これは、私も以前から聞いたことがありました)があります。

風力発電が鳥類に及ぼす影響

「総合的な目で見る能力を養う」というのは、なかなか難しいことです。
というか、正直、私も視野は狭い方だと思いますのでw
が、東日本大震災において原発のリスクもある程度顕在化した(これまた、本エントリを書いている途中にこんな話題も出てきて、「こんな何を考えているか分からんことをやる方々が元首相とは…」と思わされますが…)なので、「いかに効率的、そして効果的にエネルギーを供給するか?」ということを考えていくのは、重要な課題ですね。

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