「私~っ、病気持ちなんで~、病院にいく日は休んでいいですか~?」
たまになら許す。
でも、
頻繁なのは勘弁して欲しい。
「パート」とは。
前にも何回か書いたけど、あくまでも時間的な契約を指すのであって、契約したからにはよほどのことがない限り穴を空けてはならないのだ。
「派遣の品格」のように、「パートの品格」ってあると思う。
パートの特権は時間通りに上がれること。
ボーナスがもらえない代わりに時間通りに仕事を始めて時間通りに終わることができる。
社員さんはボーナスもあるし、福利厚生もあるし休業補償もある。
雪で転倒して怪我したとしても休業補償があるから収入ゼロはあり得ない。
社員さんは福利厚生の恩恵も受けられるし、会社経費で教育も受けられる。
社員さんとパートの線引きが出来ているか出来ていないかはとても重要だけど、
パートさんにあれもこれも押し付けて責任を負わせるのが日常茶飯事なんだなー。
パートさん。
その言葉にどんな印象を持っていますか?
私は「パートさん」というとスーパーのレジとかお惣菜コーナーのおばちゃんを連想します。
でも、
日本の労働はパートさんとバイトさんに支えられてるのではないかと。
今、正社員で雇用してもらうことはとても難しくて、
「契約社員」という社員を匂わせておいてのいらなくなったら即切り捨てるという企業がどれだけ多いことか。
「就活」なんてカッコつけちゃってるけど、
縁故で採用する人はすでに決まっているのに形だけの面接とかザラなんだよねー。
この年になるとさー、世の中の「見てはいけないもの」とか、「聞いてはいけないこと」とか、
たくさん見すぎてさー。
なんだかなー。
なんなんやか。
なぜに真面目な人が損をして、ちゃっかり者が得をするのか。
真面目な人は身をすり減らして歯を食い縛ってがんばっているのに、誰にもほめられることなく、誰にも労われることもなく…。
自己アピールが上手な人に手柄を持っていかれ、心ない言葉をあびせられたり、責任をなすりつけられたり。
有能なはずなのに自信を失い現場を去ったり、自らの命を絶ってしまったりする。
また有能な薬剤師が現場を去った。
いろいろな意味で大きな損失だし、苦労して資格を取得して、どんなときも真摯に仕事と向き合ってきたのに…。
いつもそうだ。
上司に媚びる人ばかりが評価され、嫌なことも辛いことも乗り越えている人がいるなんて気づきもしない。
上司とは部下を育て、部下をフォローし、部下が困っているときには助け、部下ががんばったときにはほめるもの、と私は思う。
認めて欲しいとは思わない。
でも、がんばりはほめて欲しい。
上司も教師も様子がおかしい人に目を向けて欲しい。
何かしらのシグナルを発しているはずなのになぜ気づかないの?
人と違うと変な目でみたり精神疾患扱いをするのはやめて欲しい。
人にはみな「個性」があって、「同じ」ではないのだから。
人はほめられて育つ。
認められてはじめて自信を持つ。
自信を失わせるのは簡単だけれど、自信を持たせるのは難しい。
スポーツも同じだけど、
「好きこそものの上手なれ。」
仕事が辛いのは上司の責任だ。
なぜならば「環境」を整えていないから。
新しい人を受け入れ、働きやすい場を提供する。
基本的なことなんだけど、
日本て真逆。
新人をいびり、職場環境の整備には無頓着。
人を動かすのは難しい。
でも、
実は簡単なことなんだ。
自分自身が一生懸命やれば自ずと人はついてくる。
感謝の気持ちを忘れなければ気持ちに応えてくれる。
労いの言葉を忘れなければ必ずついてきてくれる。
が、しかし、
このふたつのことが出来ていない人がたくさんいて、不平不満をお互いに持っていたのでは「いい仕事」なんてできっこない。
どうせ働くのならやる気にさせてくれる上司のもとで働きたい。
他店舗応援はやめることにした。
今は危険をおかしてまで働く必要がないのに、交通事故を起こしたり、ストレスをためては本末転倒。
社員じゃないのだから、
我が身は自分で守らないとね。
五体満足でいないと、お客様との貴重な時間が終わってしまう。
そんなのいやだ。
雪で気づいたこと。
私ってバカね。
笑うところなのに、
涙が止まらない。