だんだん日差しが強くなってきました。
これから気持ち良い旅行シーズンですね。
さて、館山２日目の観光に出発です。
まずは鋸山のロープウェイを目指して、海岸通りの道をひた走ります。
今日は昨日の強風もおさまり、ロープウェイもOKなはず。
途中、トンネルが多くあり、しかも路肩がほとんどなく、対向車があるとビビります。
後ろの車にびったりくっつかれますが、意地でも制限速度は越えさせません
約１時間ほどで、ロープウェイ乗り場に到着。
あれ？ロープが張ってある
なんと、今日は点検のため運休
どれだけ千葉に嫌われているんだ
そんなわけで、Ｕターンして鋸山登山自動車道に入り、一番上の駐車場に目的地変更。
歩いて百尺観音へ。ここは、自分が小学生時代に来たことがあるそうだが、全く記憶にありません。
その当時は自分で写真も撮ってないし、実家のアルバムにはあるのだろうか？
というわけで、初めて訪れる気持ちで拝観
まるで古代遺跡のよう！
そしてその先の地獄覗きへ。先端に行くために行列しています。
距離は短いけど、結構な岩を登るのでお年寄りには厳しいですね。
山頂から日本寺大仏へは、途中千五百羅漢などを通る道を下って行くこともできますが、歩いて行ったらまた歩いて登ってこなければならないため、躊躇。車で登ってくるとき、途中にも駐車場があったのを見たので、車で向かいます。
そして日本一の大仏様を拝みます。この時期は梅が奇麗でした。
そして、千五百羅漢を少しだけ見れればと、登り始めます。
いろいろ見ながら進んでいったら、結構登っていましたが、人も少なくて奇岩の中のたくさんの観音様を拝めました。
途中、恐ろしい碑文が
「昔、某学校の生徒が、こちらの観音様の首を持って帰ったところ、周囲の人が病気になったり亡くなったり、悪いことがいろいろ起きるので、これは観音様の首を持ってきたせいだと言われたので、お返しします。」
内容は、だいたいこんな感じ。悪ガキの後始末はいつの時代も大変ですね
観光客も少なくてゆっくりめぐれるときは、いつもは素通りしてしまうような場所に立ち止まってみると、新たな発見がありますよ。
結構歩き疲れ、そろそろお腹も空いてきたので、お昼ご飯に。
周りにはあまりレストランとかなさそうなので、ちょっと戻って保田漁港のばんやへ。
普通の週末でしたが、普通に混んでいます。レストランは2か所空いていて、30分待ちぐらいでした。
昨日の夜、お魚を大量に食べているので、天丼をチョイス。
お寿司はお寿司マシーンで作ったシャリのよう。
ネタは新鮮でお得なんだろうけど、お寿司自体は、たぶん、うちの近所のお寿司の方が美味しいんじゃないかな
お昼を食べたあとは、普門院 船形山 大福寺へ。
ここは、鋸山へ行くときに、崖にお堂があるのを発見したので、急遽寄ることに決めました。
通称「崖観音」。船形山の崖の中腹には、十一面観世音菩薩の磨崖仏が祀られた観音堂があります。
美しい観音堂と、素晴らしい景色。
あれ、摩崖仏は拝んだっけ？
お次は、これまた館山に来るときに見つけた館山城に。
なんでこんなところにお城が？
歴史に疎い私は、きっと町おこしで作ったお城型テーマパークか何かと思いましたが、ちゃんとした歴史があり、里見八犬伝のモデルになった里見氏の居城でありました。館山のみなさん、ごめんなさい
内部は里見八犬伝の展示や、アーティストの展覧会もあり、博物館が併設されています。
そちらには行く時間がありませんでしたが。。。
夕方にホテルに戻りました。フクロウはお利口にお留守番してました。
部屋から夕暮れの富士山が奇麗に見えます。
今日は、盛りだくさんの観光で、かなり歩いたし、結構疲れました。
さて、夕食です。連泊なので、今日の夕食のメインは、ステーキに変更していました。
でもなんだか具合が悪い。歩きすぎたせいで頭痛がする。
そしてお昼の天丼がちゃんと消化されていない感じもする。
メインのステーキが出された途端、ギブアップでした。
メインのお肉一切れようやく食べれました。柔らかくて美味しかったのですが、それ以上受け付けません。
残りのお食事はキャンセルしてお部屋に戻りました。残念
フクロウは、放鳥すると飛び回ったり歩き回ったりして、この部屋にだいぶ慣れてきた様子。
寝るときもリードを外したままにしておいたら、寝ている母の頭に2回ほど止まったりして安眠を妨害していたそうです。
私の方には布団の上にしかこなかったけどなあ？
お食事後少し休んでから大浴場の湯舟に浸かったりして、翌朝はだいぶ回復。
朝食をいただきます。昨日の夕食に出されるはずだった鯛の煮つけを出してくれました。
しかし、超特大のお魚が２匹も！１匹を二人で分けて、おいしくいただきました。
さて、チェックアウトまでに時間があるので、フクロウを連れて歩いて海を目指します。
ホテルのすぐ先には海が見えますが、どうやらそこは漁港のようなので、海岸を目指します。
なかなか海へ続く道が見つけられず民家に入りそうになったり、迷いながらも海岸に到着。
海のそばに大きな公園もありました。三浦半島のさらに先の富士山がよく見えます。
気持ちよくて、いいところですね。
さて、帰りは悲願のカーフェリー。
今日は平日なので、カーフェリー乗船待ちの車は10台もありません。
それでも徒歩乗船は数十人はいました。
約４０分の船旅ですが、フクロウは、車よりも酔わないようです。
こうして、フクロウのカーフェリーデビューは無事果たされたのでした。
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