京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句(自由連句)「懐かしい人」の巻

2022-09-05 07:50:35 | 俳句
フリー句(自由連句)「懐かしい人」の巻
懐かしい人の電話に虹が出る      ひろあき
肘の内日焼けの捲れ目に痛い      巡紅
うかつだとこんな夜中に起きて来て   ひろあき
懐かしい幽霊ちょこんと枕元      巡紅
月を見る話し相手は詩歌好き      ひろあき
何処までも歩いて来たと酒に酔う    巡紅
ライバルも今は心を開いて来      ひろあき
精霊流し良いも悪いも微笑みに     巡紅
山に寄す 土に帰る日樹木葬      ひろあき
虹超えて飛行機雲伸びる朝の空     巡紅
高原に浮き世の残暑下に見る      ひろあき
夜明け前合言葉はおはようございます  巡紅
サイクリングまずは琵琶湖へ山越える  ひろあき
世と共に茶の継承利休笑む       巡紅
ゆったりと畳に流れてゆく時間     ひろあき
朝となり二日酔いの頭で講義出る    巡紅
かみあわぬ会話は年齢のせいにして     ひろあき
外出も面会も禁止なのにコロナになった入居者 巡紅
第七波と暑さニンゲン根負けし       ひろあき
高熱出して山頂行きたい一心で下げた隊員  巡紅
歓迎をしているような御来迎        ひろあき
朝九時目には見えねど北極星はいつもハロー 巡紅


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