今日の朝刊のコラム。
今月7日に、亡くなった柳家小三治さんの俳句のことが記事になっていた。
「東京やなぎ句会」
永六輔、小沢昭一、桂米朝、江國滋、そして柳家小三治、などそうそうたるメンバーの句会。
知ったかぶりをして書いてるけど、このコラムで初めて知ったこと…。
永六輔さんは、渥美清の俳句を知った時に、俳句も詠む…方なので、こういう落語家さん達の句会のメンバーでも不思議じゃないかな、くらい。
落語は、私の母が好きで、よくラジオで聞いていた記憶がある。
私は正直、よく知らないので、母が大ファンだった落語家さん(大御所、誰もが知る方…なのだが)の名前を忘れてしまったのだが、CDを何枚か贈った事を思い出した。
それで、この記事も興味深く読み、後で、スマホ検索をしたみた。
俳号は「土茶」
高座では、飄々とした語りと、絶妙な間を取る落語家さん(知らないのですみません🙇♀️💦)だが句会では、やんちゃなイメージだったとか。
最初の句会では、こんな句を詠んだ。
煮凝りの身だけよけてるアメリカ人
なんだかユーモラス。
以下、私が好きな俳句をいくつか。
ひといきに葱ひん剥いた白さかな
これほどに老いても意地の梅一輪
猫八の声帯模写や猫の恋
手をかざし昼寝とわかる安堵かな
今日は休んでしまいましたと落葉焚く
爪の先かくも見事に蝉の殻
銭湯を出て肩車冬の月
いやはや凄い句ばかり。いかにも江戸っ子という風情。
落語家は俳句がうまくなくちゃいけない。と書き残した大先輩がおられたそうだが。
新聞コラムでは
ほどのよい形にひとつ秋の雲
〝秋の雲に乗って逝った‘’と結んであった。
小三治師匠が先日亡くなりましたね。
葉月さんのブログを興味深く読ませて
いただきました。(いつもですが今日は特に)
それに俳句の会に入っていて、いい句を
たくさん書いていたことも知りました。
ありがとうございます。
小三治師匠の落語はだいぶ前にまだまだ元気
だったころ、一度だけ寄席で聞いたことが
ありました。
あれからうん十年。こちらも歳をとったわけです。
落語を良くご存知で、小三治師匠の
高座にも行かれたりたいあまんさん。
ちょっと身の程知らずの、記事を
書いてしまったなぁと…😨
亡くなった母も落語が好きでしたよ。
私も独身の頃一回だけ、上野の鈴本演芸場
に出かけた事がありましたが、誰のどんな
演目だったか丸で覚えていません。
落語家の方が俳句を詠むって
そんなに不思議なことではありませんね。
どちらも日本の古典という共通のもの。
どちらもなんとなくしかわからない私
ですが😅なんか好きな俳句だなぁと思い
書いてしまいました。
いつも興味深く読んでくださり、恐縮して
ます。ありがとうございます。🙇♀️
いえいえ。どういたしまして。
上野の鈴本演芸場ですね。
なつかしいな。もう何年も行ってません。
東京にある四か所くらいの寄席のなかで
一番よく通った所でしたから。
小三治師匠の俳句はおっしゃる通り
どこか風情があり、面白味もあり、
なかなかすぐれものですね。
東京の演芸場はりたいあまんさんには、
さらに身近な場所ですね。
今、コロナで色々入場制限などが
あるのでしょうか。
いつか又行かれると良いですね。
小三治師匠の俳句、まだまだ沢山
拝見したいですよね。