人間は進化するために生まれてきて、進化するために死ぬという話をしていましたが、
その時に言ったように我々の祖先が
微生物や恐竜や猿人類だと言われると、
あまりにも年月が経ちすぎてピンとこないし、
忘れてしまっているという話をしていました。
肉体は進化してきたけど、
心は段々肉体から離れて行ってしまっているかのようです。
魂だって、肉体と共に生きている感じもしない。
肉体の心だけが彷徨っている感じ。
それは、自分が自分を観ているか、
自分軸で生きているか、他人軸で生きているかでもあります。
自分の中に思い違いや違和感や矛盾や疑いがあるままで、
諦める事が良い事だと思ってしまう。
執着する事も諦める事もどっちもどっち、
そのバランスが大事だと思うけど、
その執着や諦めですら概念のカン違いという事もあり得る。
人生執着を止め、人生は諦める事と言われても、
ピントがずれているとそれも外れです。
何に執着しないか、何をどう諦めるか…
そんな問いを投げかけてみると
また違った価値観が生まれて来るもんです。
まあその前に自分軸や他人軸で言うところの…
先ずは自分軸で生きているかでもそんな答えが変わって来る。
自分が自分であることを感じているか。
自分が駄目だとか、自分が自分だとか、
何でも言っているだけでは自分自身の主観だけで、
どんな自分であれ、その自分を感じているかが一番大切。
他人軸で目の前に観ているものだけをどう思っているかというより、
そのどう思っている自分をどう捉えているかです。
簡単に自分を俯瞰しましょうとか、
自分に客観的になりましょうとか、
そんな事は分かり切っている、やってるよという人も多いですが、
意外と出来ていない気がします。
瞑想などしている時には出来ていたとしても
実際に出来事とか他人に向き合っていると同時にそれが出来ているか
冷静な人はきっとできているでしょう。
感情的になっている時には少し難しい。
人の事とやかく言っている瞬間に自分を観てどう思いますかとか、
今目の前に置かれた状況を俯瞰して判断している自分はどんな感じですか？
自分の言葉（思い、考え）で言っているか、
その状況に対しての自分の主観を述べているだけか、
たまたま友達がディサービスや介護体操教室へ行っていて、
それに、ヘルパーさんにお料理を教えてもらっています。
常にそこの状況説明的な話をします。
その先生達の話、そこの利用者さんの話、
その状況を客観的に見て捉えるのも大切ですが、
そこで自分はどう思うか、どうしたいか、
そして一番大切なのが、どう観てどう感じているかだと思うんです。
その上そう感じている自分をどう思うかです。
いろんな情報社会、色んな数値やデーターや答えが出てきます。
数値に惑わされるか、データーをそのまま信じるか、
答えに翻弄されるか、
正解などない、
その動揺している自分、惑わされている自分をどう感じるかです。
よく、「自分の弱点を知って強みに変える」と言われていますが、
そういった事だと思います。
色々捉えている自分、感じている自分を知るという事。
長所は短所にもなる。
短所は長所にもなるという事をもっと知れば良いと思うのです。
全部自分なんです。
親の世界観を知って、子供の世界観を知って、他人の世界観を知って、
そんな世界に向き合って、自分がどう感じているか、
それを知れば、その全ての世界が自分の世界観となり広がります。
大きな器になるという事はそういう事です。
その時々の自分を感じて知って、認めてあげる。
状況や他人事をどうのこうのというのは
自分を知るための判断材料です。
その時にどう感じている自分がいるのかを知る。
物事に向き合うと同時の俯瞰。
その瞬間出来なくても、数時間を要してでも
ふと我に返って我を知る。
そうする事によって物事に混ざり、
他人の世界に混ざりながら
判断が出来る自分がいる事を知る。
自分の奥を知るという事は、
一歩自分の奥を観てみるという事でもある。
今宇宙のエネルギーが魂の奥の感情を掻き出している時で、
世の中は低次元のイライラや怒りといった感情が出ている時で、
決して悪い事ではなく好転の時、
自分でもそれに気づかないと
自分の内と外とのバランスが取れなくなり、
うつ状態になったり、気のバランスに症状が出たりします。
気や精神的なものです。
その前には、
表面的な症状には自分の事を知りたくないという
症状にも出ているんですけどね。
眼耳鼻などの疾患、まあほぼ病気という症状がそれです。
それでも気づかないので自分の内側、奥となり、
気や精神という所です。
今はとにかく気のバランスです。
それもこれも自分を知るためで、感じるため。
如いては、それが人間の進化のためです (^.^)
