おはようございます、落武者です。
 
日本は先進国(この言葉自体反吐が出る優越感に満ちた言葉)であり、民主主義国家であると、多くの国民は思っているのでしょう。
しかし、果たしてそうなのでしょうか?
 
先進国であると言われる日本が豊かな(何が豊かかはここでは問いません)国家であるなどというのは、物質的にも精神的にも幻想である事を、すでに30年前から国民は薄々気がついているはず。
ましてや、政治を私物化(森友、加計学園、桜を見る会等)し、税金の無駄遣い(アベノマスク等)、官僚や司法の一部政治家への追随と不祥事、政治家の汚職等々、国民の半分が選挙にすら行かない劣化状況に見合ったお寒い政治状況が止まらないのですから、何処で民主主義国家などと言えるのか!
笑止千万!
 
特に民主主義の根幹をなす人権意識に対しては、日本はいまだに戦前が続いているのかと思わせられる状態。
ウィシュマさん殺人事件と同様な事が、入管において何度も何度も繰り返されているのですから、どこで民主主義国家などと言えるのか。

 

ここで問題にしなければならないのは、このような入管における虐待が果たしてコーカソイド=白色人種だったとしたら行われるのかという事。

 
2018年の記録では、国別技能実習生の失踪者数ですが、
総数9052
ベトナム5801
中国1537
カンボジア758
ミャンマー345
インドネシア339
その他272
 
下記は出入国在留管理庁
令和元年11月11日付け発表の「6月以上の被収容者に関する統計」です。
 
アムネスティによる入管問題への批判。

 

 

 

もちろん、技能実習生のほとんどがアジア諸国からの方々であり、欧米人はかなり少ないとは思います。

でも、落武者には、欧米人が入国管理法違反に問われ、出入国在留管理局に収容されても、アジア及び南米やアフリカの有色人種のような扱いは受けないであろうと思えてなりません。(もちろん卑屈な政府&官僚は、中華人民共和国共産党政権には忖度して、彼の国の技能実習生にも手を出さないと思われます。)

 

入管職員よ!

お前ら、欧米のアングロサクソンやゲルマン人に対しても、後ろ手に手錠をして、14時間も放置するのか!

答えてみろムカムカ

出来ないだろう、いや、しないだろう。

鏡に映る、差別主義者である己のニヤついた顔を見てみろムキー

腐ったその顔を見て反吐が出ないか?

 

 

日本人は、明治以降の偏った思想教育の影響で、アジアの同胞を下に見るようになってしまい、それがいまだに続いていると断言しましょう。

言葉においても「バカチョン・カメラ」などという差別用語が最近まで、平気で使われていたことでもわかります。(”チョン”は朝鮮人を呼ぶ差別用語)

大陸から朝鮮半島を経て、様々な文化や法体系等々がこんな辺境な島国にもたらされ、国家形成において恩恵を受けていきた事実を忘れ、いや無理無理記憶から消してしまった。

己より下の人間を作ることによって、黒船によってもたらされたコンプレックスを必死に打ち消そうとしている浅はかさで倒錯した世界観の延長に、入管による一連の虐待があるのです。

 

もちろん落武者も明治維新以降の差別という呪縛から完全には抜け出せていないのかもしれません。

しかし、常に自分に問いかけ、地政学と思想の立ち位置を確認しながら生活していこうと努力をしていくしか無いと思っています。

必要なのは、分断ではなく連帯である!

 

今日は太平洋戦争開始の日であり、ジョン・レノンの命日です。

ジョンが生きていたなら、必ず日本と世界の現状、特に人種差別、民族差別に声をあげていたでしょう。

 

今日は一日ジョン・レノンの曲を聴いて過ごします。