みるさん、くぅさんは夕ご飯を食べて。
オヤツも食べて。
満足してリビングに立ち去る。
「あーーーーー!」という旦那の声。
テーブルの上から、食パンが1枚消えている。
隣でムシャムシャ食パンを食っているみるさん。
放心…
リビングに戻ったみるさん。
食パンに気付き、そぉ〜っと食パンの端を咥え。
そぉ〜っと引き寄せる。
床に落とした瞬間に食らいつく。
放心してる家族は無言。
「届く所に置いとくのが悪いな」
「たまには食パンもイイんじゃない」
言ってる事が分からない。
「食パン盗んで怒られない犬は、他にはいない」と冷静に次男が言う。
「食べるのに時間かかってるなぁ、昔は早かったのに…噛む力が衰えてきたんだなぁ」と旦那。
そういう問題ではない。
食べ切るまで見守る変な家族。
くぅさんは、かなり悪い事をしていると感じてか、ビビって動かない。
床がパンくずだらけとなりました。
みるさんは、この手口で何でも手に入れる。
魚や目玉焼きも奪われた事もある。
本人は悪い事だと百も承知でやっている。
躾の問題を大きく通り越している。
もしかして、狩の一種だと思っている可能性もある。
16才半のメラノーマ持ちのみるさん、命の危険が無いならば悪行三昧も元気な証拠として許します。