11/22(月)、冷たい雨が降る中、日比谷にある日比谷コンベンションホールにて「音楽と、朗読と、言葉で紡ぐ、ピーター・タウンゼントの平和への想い。Together with Peter Townsend for Peace.」というイベントに行ってきました。

 

 

ホームページに載っていたチラシの画面を家で印刷したので、

ヨレヨレです。

 

会場は日比谷図書文化館の中にあり、裏手は日比谷野外音楽堂。その後ろは官公庁が立ち並ぶエリア。野音は随分前に1度だけ行ったことがありますが、このホールは初めて。東京メトロの日比谷駅や霞が関駅まで電車で行って、そこから歩けばそんなに大変では無かったと思うのですが、私は何故かJR新橋駅から歩いて行くことに。実は、新橋駅と有楽町駅の中間位に位置していて、どちらからも歩いて10分ほどみたいで。しかし実際に私が歩くと、倍くらい時間がかかりました。知らない場所で夜、そして雨。難儀しました。

 

 

左は今回のパンフレット、右はこのイベントのメイン?『ナガサキの郵便配達』という作品の翻訳本です。このイベントは、この作者のピーター・タウンゼントさんの命日に行われているもので、第1部は弦楽器の演奏をバックに、この作品を抜粋しての朗読、第2部は作者の娘のメッセージや対談(収録した物)を視聴するというものでした。

 

内容は、長崎に原爆が落とされた当時、郵便配達員であった青年に、タウンゼントさんが取材をして書かれたものです。実際にはこの青年の他にも取材をしています。最初はフランス語訳されたものが出版されたようですが、タウンゼントさんが書かれたものよりも少ない状態(つまり削られて)だったそうです。時を経て、原作?が見つかり、そこからの和訳で出版されたものが私の手にしている物です。

 

朝ドラでも戦争を扱うシーンが出てきます。戦争とは関係ない一般市民の方が犠牲者が多いのですから。また、戦争へ行った兵士だって、戦争が好きだとか、戦争がしたくて戦地へ赴くよりは、国の命令だから仕方が無く行くのでしょう。それを見るたびに、戦争はいけないことだと感じます。平和の時代に生まれて、生活している自分は恵まれています。21世紀になっても戦争をしている国もあるし、難民も多くいます。考えさせられる1冊です。

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