先週の金曜日の夜、夫が帰宅しました。

 

月曜日にお通夜、火曜日に告別式を済ませ、初七日もしたそうです。水曜日は役所や銀行の手続き、木曜日と金曜日は義父の部屋の片づけをしたのだとか。もちろんまだ終わっていませんが、義兄が少しずつやっていくと言っていました。

 

夫は義父の部屋からいろいろ出てきたそうで、株券を見つけたのだとか。夫も義兄も知らなかったそうで、問い合わせたところ、すでに払い戻しされていたのだとか。年金は年金事務所に行かないといけなくて、市役所ではやってくれない(私は国家公務員の時に給与担当だったのですが、退職をして国民年金に入るときは、区役所でやってもらえたんです。再就職して社会保険に加入した時は、健保組合で処理するので、区役所で手続きすることはありませんでした。)のだそうで。死亡=年金支給停止だからでしょうね。これが大変だったそうです。銀行口座は、死亡すると下ろせなくなるので、それより前に義兄が手続きをしていたのだとか。

 

夫曰く「お父さん(私の父)に、通帳や印鑑などのあるところを聞いておいた方がいいよ。」と言ってくれるのですが、父は頑固者で、聞く耳を持ちません。何かあってからでは遅いのに。スマホだって、手元に置いていないから呼び出しても出てくれなくて、実家まで私が出向く始末だし。

 

そして土曜日、私は夫が持ち帰った衣類の洗濯をして、夫が荷物の片づけをしていた時に「これ、君のじゃない?」と。手にしているのはスーツカバーに入った黒い服。夫が使っている洋室のクローゼットから出してきたのでした。それは私の黒いスーツ。2つに分けられていて、1つは夏用の4点アンサンブル(ジャケット・ワンピース・ブラウス・パンツ)、もう1つはスリーシーズン用の6点アンサンブル(ジャケット2枚・ワンピース・ブラウス・スカート・パンツ)でした。これらがあることを知っていたら、葬儀に行っていたと思う(実際は生理痛で辛かったけれど)と力が抜けました。クローゼットって夫のスーツやコートなどで占められていて、私のものはダイビングで着るウエットスーツが2着だけ…だと思っていたんです。ウエットスーツは緑や青・白だったりするので、一目でわかります。夫が先週の日曜日に実家へ行く支度をしている時に私のスーツも出してくれていたら…と思うけれど、冷静ではいられませんからね、そもそも存在すら知らなかったのでしょう。

 

実は私、先週の金曜日、イトーヨーカドーで黒のジャケットとワンピースのセットを買ったんですよ。私の体は身長に比べて大きいので、既製品でも危ないかもって感じで。それでも試着をして買ったんです。自分のサイズって実は知らなくて、店員に適当に見てもらったらちょうど良かったのですが、家にあったアンサンブルのサイズがこれと一緒で。アンサンブルはいずれも通販で購入していたのですが、コロナ前なので、それよりも体は大きくなっていると思うのです。まさか同じサイズだとは思いませんでした。なんかもったいないことしたな…。

 

灯台下暗しってこういうことを指すのかな…?

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