2020.10.23
読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。
今回のテーマは「子宮頸がん」です。
※参考記事↓
子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的な接種勧奨を厚生労働省が中止し接種率が激減したことで、無料で受けられる定期接種の対象を既に過ぎた2000~03年度生まれの女性では、避けられたはずの患者が計1万7千人、死者が計4千人発生するとの予測を大阪大チームが22日までにまとめた。
引用元
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202010/0013803778.shtml
過去の筆者は、本当にこう言う事に興味がなくて経緯を知りません。女性読者様の方が詳しいと思います。
どうやら、2013年6月に「副作用の懸念」から、国が「接種無料の制度」は残したまま、「勧奨」を中止したみたいですね。
つまり、対象者が無料で受けようと思えば「可」ですが、積極的におすすめするのは、止めました…と言う事です。
でも、その為に受ける人が減って、罹患しなくて良かったハズの子宮頸がんに
罹患してしまう人が、増加中…
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引用元
http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4
日本産科婦人科学会によりますと…子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年漸増傾向との事。
特に、他の年齢層に比較して50歳未満の若い世代での罹患の増加が問題となっています。
2800人って、いま大騒ぎしているコロナより死んでいます(日本の場合)。
昨日(2020.10.22.21:30現在)時点で、コロナの死者は1711人ですからね…
現在の情報としては、2018年に名古屋市立大チームが、約3万人のデータ解析から「副作用」とされそうな24種類の症状の発生率は、接種の有無で違いが無いとしています。
大阪大の八木麻未特任教授は「子宮頸がんはワクチンと検診で予防可能…」と言われています。
そろそろ、厚生労働省も方針の変更を検討する時期かも知れません。
では、また次回です。by おしょぶ~
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