直前割きっぷ終了後も新幹線がお得!「バリ得こだま」で特に急がないN700Sに乗車!ひかり502号 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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2022年4月より、しばらく発売された新幹線直前割きっぷの設定がなくなりました。

今後山陽新幹線をお得に利用する方法はないのか…?と悩んでいる方にこちらのきっぷ(旅行商品)を紹介します。

 

こちらは日本旅行が発売している「バリ得こだま」です。

日本旅行のホームページからの申し込み限定で購入できる旅行商品で、山陽新幹線のこだま号を中心にお得な金額で利用することができます。

最短で出発前日まで申し込めるなど思い立った時に購入できるのも魅力で、クレジットカード等での決済限定ですが、シートマップから座席が指定できたりとJRの割引きっぷと同様の感覚で利用できるので便利です。

今回はこちらの旅行商品を利用して、実際に新幹線をお得に利用した様子を紹介したいと思います。

 

 

バリ得こだまは日本旅行のホームページから購入後、表示できるようになるQRコードを利用して駅で簡単に発券が可能です。

JR西日本の主な駅にあるみどりの券売機から「旅行会社で予約したきっぷの発券」をタッチした後、QRコードを券売機の読み取り部にかざして予約情報を照会し、すぐに発券することができます。

なお、乗り換え改札口などにある券売機では発券できない場合があるほか、新大阪駅のJR東海の券売機、小倉駅、博多駅のJR九州の券売機では発券することができません。必ず改札外のJR西日本のみどりの券売機で発券してください。

 

バリ得こだまには「ポチッとギフト」というものがついてきます。これはJR西日本の主な駅にあるセブンイレブンにて飲み物やお菓子などの商品とひとつ引き換えることができるバーコードで、バリ得こだまの購入時にもらえます。

レジに商品を持っていった後、手持ちのスマートフォンなどにバーコードを表示させて読み取ってもらいます。

引き換えできるものは事前に選択が可能で、セブンプレミアムのペットボトル飲料、カフェオレ、お菓子などがあります。今回はカロリーメイトに引き換えました。

 

 

今回はこのバリ得こだまを利用して、ひかり502号東京行きを岡山から新大阪まで利用してみました。

バリ得こだまはこだま号のほかに一部のひかり号も利用することができ、このひかり502号も岡山~新神戸・新大阪間で利用可能な列車となっています。

 

 

ひかり502号には東海道・山陽新幹線で運行されている新幹線車両でも最新型の車両「N700S」が充当されていました。

ひかり502号は検査やダイヤ乱れなどがあった場合を除き、原則としてJR東海所有のN700Sが確実に充当される列車となっており、より快適な新幹線移動を楽しむことができます。

 

 

車内の座席は3列+2列で、従来のN700Aと同様の配置ですが、背もたれを倒すと座面の部分が少し沈み込むタイプのシートを採用し、長時間の着席でも疲れを軽減するような造りになっています。

 

 

各座席の肘掛先端には電源コンセントを設置、さらにフリーWiFiも完備とインターネット環境もしっかりとしています。

この他、客室扉上にある大型の液晶式案内表示器や駅到着前に少し明るくなる蛍光灯など、最新鋭の設備が揃っています。

 

 

車内トイレはシャワートイレとなっているほか、大きな鏡のある洗面台も別途で完備。化粧直しなどにも使えます。

 

 

ここからはひかり502号の新大阪までの乗車の様子を紹介します。

ひかり502号は新大阪まで各駅に止まりますので、実質こだま号と同じような状況となっています。

最初は相生に停車し、数分の停車の後に出発します。ここでは通過待ちはなく、臨時列車運行時などには通過待ちが発生するようです。

 

 

続いて姫路に停車。姫路ではのぞみ号の通過待ちのため約5分停車します。ホームの売店は朝7時から営業していますので、この停車時間中に駅弁を購入することも可能ですが、朝9時より前は限られた品目のみの販売となっているようです。

 

 

姫路の次は西明石に停車。西明石ではのぞみ号2本とさくら号1本の合計3本の通過待ちをするため、なんと16分間も停車します。

改札内には売店などはなく、買い物はホームの飲み物の自動販売機くらいしかできませんが、余裕でホームに出て気分転換する時間があります。特に急がない旅であれば普段は通過してしまう途中駅をのんびり観察するのもまた楽しいかもしれません。

 

 

各駅停車の新幹線ですが、駅間は長いので300km/hを出して走行する場所も多くあります。

西明石の次は新神戸に停車です。新神戸は通過線がないので通過待ちはなくすぐに出発となります。

 

 

そして新神戸の次は新大阪に停車。こちらでひかり502号を降ります。

岡山から新大阪までは1時間20分の所要時間で、特に急がない列車とはいえあっという間に到着です。

入れ替わり名古屋、静岡、東京方面への乗客を乗せ、列車は1分ほどの停車の後に東京へ向けて出発していきました。

 

今回の岡山~新大阪間、バリ得こだまを利用すると4200円で移動することができました。

通常の岡山~新大阪間の自由席利用の場合の運賃料金の合計は5610円ですので、1400円以上も安く利用することができました。

バリ得こだまは指定されたこだま、ひかり号の指定席のみ利用可能など制約はありますが、のぞみ号ほど急ぐ移動でもないという際などにはとてもおすすめです。

 

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