先日の土曜日、秋晴れのいいお天気の中、

大山阿夫利神社に娘と行ってきました。

 




大山阿夫利神社、2度目の訪問です。


いざ、駒参道の長い石段を通って、ケーブルカー、境内に続く石段を登り、

大山阿夫利神社下社を目指します。

 


 

 

大山阿夫利神社の御祭神は、

大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)

高龗神(たかおかみのかみ)

大雷神(おおいかずちのかみ)



大山阿夫利神社下社の拝殿の地下から湧き出る御神水は

「大山名水」と呼ばれ、頂戴できます。





大山の頂上にある本社、奥の院に登る方は、こちらのお水で元気を頂きます。



私たちも頂戴しましたが、大変まろやかで美味しいお水。


 

 

 

ただ、今回の目的の一つとして、前回と同じく、ご神水でのクリスタルの浄化。
大山阿夫利神社のお霊水でクリスタルを清めることでした。


私のセッションにいらして下さっている方なら、

一度は見た事があるかもしれませんが。

 

かなりの確率でセッションにお供しているクリスタル。

ハーキマーダイアモンド。


満月での浄化やセージでの浄化などはたびたびしているのですが、
大山阿夫利神社のご霊水で清めてあげたくなりました。

 

 

浄化といっても、決してクリスタルが汚れてきた。

とか悪い気を吸っているのではないのです。



ただ、たまにはご霊水を浴びて、

クリスタル本来の純粋さを更に引き出されてほしいと思っての事です。






御神水を頂ける標高696mの大山阿夫利神社の下社までは、

下からケーブルカーで行けます。


その下社から山を登ると、大山の山頂には本社、奥社があります。





御神水を頂いた後は、
前回時間が遅く登れなかったので、今回は大山の山頂を目指すことにしました。




浅間社 木花咲耶姫命(サクヤヒメ命・妹)と磐長姫命(イワナガヒメ命・姉)が祀られています。

 

 

下社からの帰りの最終のケーブルカーは5時。


それまでに山から下社に戻ってくればいいのです。

余裕!余裕!と思いながら12時ころに下社を出発しました。


安全祈願をして、いざ出発です。

 

 


祓い棒でセルフお祓いをして登ります。



登り口のところには、いきなりの急階段。


「登拝門」をくぐるといきなりの急階段

高いところが苦手、急階段が苦手な私は、
手すりにかぶさるようにつかまって漸く階段上に着きました。


その後は原生林の生い茂る登山道を歩いていきました。


「夫婦杉」

 

足場はゴロゴロの岩場の急な坂道。
その山道をずっと登っていくのです


フー、きつい。。。


少ししか歩いていないのに、何度も立ち止まり、
後ろから登ってくる方たちに先に行ってもらいました。


土曜日という事もあり、
途中小学生の遠足と思われるような集団や、
赤ちゃんを背中にしょって登るご家族に何人も会いました。


足場が悪い登山道なのに、お父さん達逞しすぎます!


そして、そんな家族連れを見ながら、

あー、赤ちゃんが羨ましい。。。
 

と馬鹿なことを考えながら、登っていきました。



私は数メートル登るだけでもフーフー言っているのに、
結構なお年の方たちも、女性も子供も皆さん足取り軽く、
スイスイと登っていくのには驚きました。



初心者登山にピッタリ、ハイキングコースとなっていたので、
長距離歩くのは大丈夫!と
気楽な気持ちで登り始めたものの、
運動を全くしていない私にはかなりハードな登山道でした。


何度途中で引き返そうと思ったことでしょう。


でもせっかく来たんだし、まだ時間はたっぷりあるし、

今日を逃したらきっともう登ることはないかもしれない。
と気を取り直し、休んでは登り、休んでは登りました。


途中たくさん写真を撮ろうと思っていたのに、そんな余裕はありませんでした。


そしてゆっくりと時間をかけて、最後の鳥居をくぐり、

頂上まで到達できた時は嬉しかったです。




最後の鳥居


頂上の二十八丁目

 

頂上から見る長めの素晴らしい事!
相模平野、相模湾が一望でき、湘南海岸から突き出ている江ノ島も見えました。


相模平野、相模湾眺め
 

 

途中かなり辛かったのですが、来てよかったな。と心から思いました。


 

 

本社横にある、雨乞いの霊木「雨降木」です。
大山は、古来より雨乞い信仰の中心地でもあります。




雨乞いの御神木「雨降木」

食事をしたりしばらく頂上の空気を楽しんで、今度は下山します。

その時3時15分頃。

 


奥の院 大雷大神(おおいかずちのかみ)。雷の神様。

 

 

登りも大変でしたが、私にとって下りはもっと大変でした。


急斜面の砂利に足を取られながらも、石をよけ、しっかりと踏みしめながら、
転びたくないので、かなりゆっくりと下っていきました。


もう半分くらい来たかと思った時、
後ろから来た人たちに聞くと、まだまだ3分の1も下っていないとのこと。


内心、「5時の最終のケーブルカーに間に合うかな。」

と心配に。


その後も次々と私たちを追い抜いて、下っていく人達がいました。


その中で話かけてきて下さった40代くらいの若いご夫婦がいらして、
ヨチヨチ歩きの私に

 

「頑張って下さいね。」

 

「ケガしないように無理せずね」
 

など優しく応援してくださり、
その会話だけでも元気が出てきました。


奥様に「最終のケーブルカーを待っててもらって下さいね。」

と半分本気、半分冗談を言いながらお別れしました。






登山道はゴツゴツとした石場が多く、

踏みしめる足場を確認しながらの下山ですが、
下れば下るほど、足の疲労がたまり、中々歩みが進みません。



半分くらい来たところで、

もはや私の足は生まれたての子ヤギ状態。



見るとその時、時刻は4時!

あ、あ、あと一時間。

気持ちは焦れど足が出ず(泣)

いよいよ娘の手を借りて、
全体重を娘にかけながらヨレヨレと下っていくと、

途中老夫婦の方に出会いました。


その方たちもかなり大変そうで、
少し行っては休み、少し下っては休みを繰り返されていました。
 

そのうえ、お耳と言葉が不自由そうで、
声をかけようにも手話ができないので、声掛けができませんでした。


それ以前に私自身が自分の面倒を見るだけでも大変でしたが(笑)



当たりはだんだんと薄暗くなり、

そのうち遠くから4時半を知らせる鐘の音がなり、


その鐘の音に、焦りとともにあきらめの気持ちも。。。

でも泣き言は言っていられません。

頼りになるのは自分の足のみ。
 

自分にエールを送りながら下るしかありません。



そのうち、とうとう

笛の音と共に

「5時の最終のケーブルカーが出発します!」

と無情にもアナウンスの声が遠くから聞こえてきました。


当たりはもう真っ暗。



エーーー!待って、待って、行かないで。
私達はこの山の中でどうなっちゃうのかしら。。。



と、不安が一気に高まり。


でもとにかく降りていくしかありません。


必死になって転げるように降りていくと、

漸く最初の急階段のところに着きました。



そこで娘が、

「ママ、一人で頑張って階段降りて。私はさっきのお爺さんたちのところに行ってくる。暗いし、きっとお耳も聞こえず、話もできないからとても不安になっていると思うから。」

 

と引き返していきました。


暗い中、急階段を必死に降りていくと、

下には社務所の関係者と思われる男性が待っていました。


「あ、助かった。」


やっぱり誰かはいてくださるんだわ。
と人がいることで胸をなでおろしたのですが、


その方が仰るにはケーブルカーはもう行ってしまったので、

その分自力でケーブルカーの分、下まで降りないといけないとのこと。


ただでさえ足が棒状態なのに、

これからさらに、山道を下っていかなくてはいけないとのこと、


強烈な罰ゲームを受けているような気分になりました。


「足が痛くて降りれなかったのに、間に合わなかったことで更に自力で降りないといけないね。涙、涙、涙」

自分が間に合わなかったので仕方ないのですが。



一応もう動いていないケーブルカーの近くにその方と一緒に行くと、

「もうケーブルカー行ってしまったから、女坂からゆっくり降りましょうね。」

と、聞いたことのある女性の声が。


エ?エ?

まさか、まさか、この声は、

途中ご一緒した40代くらいのご夫婦の奥様?



社務所の関係者と思われる男性は、暗くて分からなかったのですが、

そのご夫婦のご主人様でした。


何故お二人がそこにいるのか、すぐに理解ができなかったのですが、

奥様が仰るには、

 

「とてもほっておけなかったんです。どうしたか心配で。」

と仰るのです。

お二人は余裕でケーブルーカーに乗れたのに、

あえて乗らずに私たちを暗がりの中ずっと待っていて下さったのです。


もう本当にありがたくて涙が出そうになりました。


私は山を下りながら、

「先ほどのご夫婦は、「あの親子さんとうとう乗れなかったね。」ときっと話しているでしょうね。」

と想像しながら、半分笑いがでたのに、

それなのに、待っていて下さるなんて。

想像もできませんでした。



お二人の介助を受けながら、私たちとお耳の不自由な老夫妻と一緒に、
6人で女坂というルートをゆっくりと降りていくことになりました。


「女坂は街灯もあるし、男坂よりまだ歩きやすいので。」

と教えてくださり、


更に、

「途中のお寺からタクシーを呼べるか聞いてみたらいいですよ。」
とアドバイスを下さったことで、帰り道の確保がどうにかできるようになりました。


大山寺のご住職様のお手伝いもあって、
私たちはお寺の場所から、タクシーを待って駅まで行ける事になりましたが、


そのご夫婦は下に車を置いてあるとのことで、

更に山道を二人で降りて行かれました。


暗がりの中、遠さかっていく後ろ姿に、
お二人の優しさが涙が出るほどありがたく、別れがたい気持ちが溢れてきました。

「神様と女神様だったんだわ。」

と思わずにはいられません。


外でタクシーを待っている間、老夫妻の方たちも、

カバンの中からお菓子を取り出して下さったり、
手帳にお礼を書いて下さったり、
 

一生懸命に気持ちを伝えてくださっていることを感じて、

外気の寒さを吹き飛ばすくらいに、温かい気持ちが更に溢れてきました。


待ちに待ったタクシーがきて、車に乗り林道を走っている最中に、

女鹿や立派な角が生えている牡鹿にも出会いました。





街は近いお山と言っても、当然ですがお山の中は自然の宝庫なのですね。


対向車もない、真っ暗な林道をずっと下り、

無事に駅に着いた時には本当にホッとしました。



ご夫妻も安堵なさった様子でしたが、誰もケガをしなかったことが何よりでした。


一時は心細く、不安でいっぱいになった大山でしたが、
人の優しさと温かさを頂き、そしてご加護を頂き、

ありがたい経験をさせて頂きました。



帰ってきたときは、もう二度と大山の頂上は迷惑をかけるから登らない。
と思っていたのですが、少し時間がたつと、

「次は何時に出発したら戻ってこれるかしら」

と考えてしまっている自分に笑ってしまいます。


でもそう思わせて下さるような、魅力を携えている霊山なのだと思います。

 

 

 

あなたの心があなたの世界を創ります。 

あなたの中に全てがあります。



今日という日は一日だけです。

あなたの魂の喜び溢れる一日となりますように。
 

 

 

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