道祖神の御柱祭
(一日市場の東村・上町・中町・下町地区)
安曇野市三郷(旧三郷村)には現在、一日市場地区で4ヶ所、小倉地区で2ヶ所の御柱祭が行われています。以前は1994年まで二木地区にも建てられ、また2020年までは小倉の中村でも御柱が建てられていましたが、この2ヶ所は残念ながら消滅してしまいました。
★一日市場東村の御柱は、毎年恵方の向きに建てられます。今年は南南東ですね。ちなみに恵方は「東北東」「南南西」「西南西」「北北西」の4方向だけで年回りで方角が決まっているってしっていました?10年で一回りのようですが南南東だけが4回、そのほかの方角は2回づつということになっているようです。
御柱の意匠は頂部に御幣と松の枝、1体になった日天月天を飾り、御幣で水平及び×字に組み、荒縄で亀甲型の輪郭を作ります。下部には松の枝と、赤い陽根のシンボルが飾られ、頂部から命の綱が吹き流しで垂らしています。道祖神の脇には大黒様が合祀されています。
★ 一日市場上町の道祖神の御柱は西向きに道祖神脇に建てられます。御柱の意匠は頂部に松の枝と一体化した日天月天と小さな赤い玉二個が下がった垂れ幕(命の綱の意味?)、横木だけで構成し荒縄で亀甲型の輪郭を取り×字に組みます。横木にはカラフルな紙垂を飾り、下部に福俵を1基、御幣を3本立てます。
★一日市場中町の道祖神の御柱は石で囲われた道祖神に南向きに建てられます。御柱は上空に電線があるためか、非常にコンパクトに作られています。頂部には日天月天と命の綱を荒縄で周囲の輪郭を作り横木に紙垂を飾っています。
★一日市場下町の道祖神の御柱は道祖神より少し離れた観音堂の西側に東向きに建てられ、頂部は竹と日天月天。紅いひょうたん型が付いた命の綱を垂らしています。御幣で横と×字に組み輪郭は荒縄で亀甲型にしています。下部に松と御幣を飾り、残りを親柱に添わして飾っています。
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