20201226【松田政策研究所チャンネル】井上正康氏

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「本当は怖くない新型コロナウィルス」著者、井上正康氏との対談

日本国内では日本人対外国人の割合は1:50(詳細は述べられていないが、文脈から判断するとPCRの陽性率)

日本人対外国人の罹患率は14倍外国人の方がかかりやすい。

日本及び東アジアでは4種類の土着のコロナウィルスが存在していて、スパイクの構造が新型コロナウィルスと50%のホモロジー(同一性)がある。

日本及び東アジアで広く見られる抗体では、土着、新型、旧型、強毒型、弱毒型のコロナウィルスにおけるアミノ酸配列のN末端を一気通貫で中和する論文が出ている。

よって、日本も含めた東アジアの人々は、東アジアへ入国してきた外国人に比べて、基礎免疫力を持っていた。 その上で、中国インバウンドが持ってきてくれた弱毒株によって2020年2月中には免疫の強化訓練がなされていた。 この事によって日本人は新型コロナウィルスから二重に守れていた。

今までのワクチン(BCGなど)はウィルスを培養して弱毒化してから打つ生ワクチンだったが、今回は人類初の遺伝子ワクチン。

抗体の寿命

病原体とホストの関係で決まる。 風邪は毎年かかる。 6月のサイエンス情報ではコロナのIGG抗体寿命は36日平均。 17年前のSARSの致死率は10%で強烈。 強い病体を経験した持ち主のIGG抗体は長い期間続く。 軽症の場合の抗体はすぐに廃れるが、重症の場合の抗体は長く続く。 今回の新型コロナウィルスでは8割が無症状なので抗体検査では見えなくなる。 だが免疫記憶は残っているので、かかった時にはリンパ球がバーっと分裂して臨戦態勢を取る。 数日熱を出して治ることになる。 病原体とホストの関係でトータルで弱毒化していく動的平衡て落ち着く。 これから新型ウィルスがメインになる。Gタイプになっており、6倍感染力が強くなっている。

今回のコロナ騒動でメインになっているのは、視聴率を取るためにニュースになりやすいセンセーショナルな映像を作成して民衆に届け、不安が長く続くようにする印象操作するコロナ以前からあったメディアの特性である。

最近新型コロナウィルス肺炎と言わないのはなぜ?

今回の新型コロナウィルスの1番の外敵はPCRである。しかし良かったことは風邪に関する研究が進み、肺炎と言われた新型コロナウィルスか実は肺の裏に隠れた血栓の詰まりが、全身に影響を及ぼしたことが分かり、実は今までの風邪もこれが原因だったことが数百年ぶりに分かった

PCR検査が民間医療ビジネスとして需要が喚起された。CT値も50サイクルに設定しているところもあり、法的整備が整っていない(台湾など30サイクルに設定しているところもある)。

新型コロナウィルスは大半の医者は普通の風邪だと知っている。 ただ法律上指定感染症2類(エボラ、結核、SARSなどが対象)に指定されているので、法律(陽性になったら2週間隔離など)に則って粛粛と日々の医療行為を行なっている。法律で手足を縛られているので過剰反応して無症状で診察が不必要な患者まで対応しなければいけない。基本のキが無視されてPCR幻想によって医療崩壊が起こるなどと言っている。行政ミスによる人災とも言える。

この1年で分子構造、免疫特性、臨床症状が非常に詳しく分かってきた。この新型コロナウィルスは旧型コロナウィルスとなり既知になってきた。

おととしまでは多い時に1日に4万人発症して、1年で1,000万人がインフルエンザと診断されて、1万人死亡していた。インフルエンザ患者が去年は例年の600分の1になった。オーストラリアではインフルエンザが絶滅した記事が出た。

ウィルス干渉(ウィルスの椅子取りゲーム)

最初にウィルスが入るとインターフェロンなどのサイトカインが出て防御する。後から入ってきたウィルスはインターフェロンなどで弾き飛ばされてしまう。

ワクチン

開発されている170種類のワクチンの大半が遺伝子ワクチン(DNAかRNA)で、筋肉に注射して合成させて免疫反応を起こさせる新しい手段(家畜ではおこなわれている)。遺伝子改変と同じ仕組みなので、10年から20年というスケールで取り組まないと結果が見えてこない。日本においてはリスクに他ならない。 17年前のSARSでもワクチン開発が一斉に行われたが、副作用が多く、開発が中止された。MARSも同様だった 。RNAウィルスは変異しやすいからADE(抗体依存性免疫増強)が起こりやすい。C型肝炎やAIDSもワクチンが出来ない理由はここにある。特に神経系の副作用が目立っている。アストラジェネカ、ファイザー、モデルナなどが主となっている。1度打ったら元に戻せない。自己免疫疾患のような症状が生涯続くリスクがある。 日本の場合海外の状況を見ながら冷静に対応していく必要がある。

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