私たちは、シニアのもふもふちゃんを多く診察をしています。
食べていたものの積み重ねで肝臓が悪くなる子もいます。
肝臓は腎臓と違って、再生能力があります。
そのために栄養管理は大切です。
■食事の回数
・食後の肝臓の負担を減らすために、食事はなるべく1回量を少量
・回数を多く与えるようにしましょう。
■タンパク質の質と量
タンパク質は肝臓の再生に必要な栄養素であるために、必要です。
しかし、重度の肝臓病ではタンパク質を代謝したときにできるアンモニアが解毒できなっています。
そのため、タンパク質の摂取を制限する必要がある場合もそのときは、アミノ酸にしましょう。
その子がどの程度、悪いかかかりつけ医に相談してくださいね。
■炭水化物)は十分に
・肝臓の再生のため、またタンパク質をエネルギーに転化することを防ぎましょう。
・炭水化物を制限せず適量与えましょう。
■低脂肪食に
・脂質が多いと肝臓に負担をかけます。
・胆汁うっ滞や胆泥症、胆石症など胆嚢疾患の子も脂質を抑えると数値をよくすることができます。