食事療法をしたい人が当院に来られるときに用意してほしいもの #がん#食事療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が寛解して4年のいちごちゃん

 

私たちは、毎日、がんの治療をしています。

がんは「炎症反応」でなる疾患だと考えて、食事療法をしています。

 

遠方の方で食事療法の相談をしたいという問い合わせがきます。

私たちは、血液検査や尿検査などからどのような食事やサプリメントがいいのかを考えています。

そのため以下のものを持ってきてください。

・尿 冷蔵で

・血液検査

一般的な血液検査に以下のものを含めてください。

 □SAA(猫さま)

 □CRP(ワンコさま)

 □リンパ球の数

 □好中球の数

 □Ht

 □Hb

 □TP

 □ALB

 

 

血液検査は正しく体の反応を示します。

それらを見ながら、食事療法をしています。

 

血液検査や尿検査が炎症反応を示さなくなれば、抗がん剤をよく効くようになります。

食事療法をベースで治療をしています。