3月14日
満月エッセンスを採ったあと
東大寺二月堂に向かう
14日にわたる修二会の行が
満月に満行を迎えるのを見届けに
3月15日 1時
西から流れきた鱗雲が
満月にかかる
わたしにとって
春日龍神は
二月堂の本尊と同体
この雲(龍)が満月にかかったあと
修二会は結願を迎えた
午前1時半
涅槃講
堂の外で待つ数十名は
他人同士に目に見えない糸で結ばれたように連帯が生まれ、小声のおしゃべり
そうでもしなけりゃ寒さに耐えられないのだ
でもこれがまた観音さまのご縁、一晩限りの不思議なご縁

午前4時
大導師が他の練行衆を従えて
二月堂鎮守の興成社、飯道社、遠敷社にお礼の法要を勤められる


このときの空が
「あ、みてるな」と思った


4時40分 満行下堂

足早に通り過ぎる練行衆
童子が置いてきぼり気味↑だが、この手松明に送られて下堂

足早っなため写真がぶれるのと
お顔を出さないようにするのとで、載せられる写真はこれだけ
レムリアの古より「満月に意図を放って現実化する」ことが行われてきた
満月で行を終えるのは
まさにこの「満月に意図を放って現実化する」に他ならない
新月に始まった法会は
14日かけて意図を練り上げる
結願満行は
最後に意図を放つクライマックス
わたしにはそのように行が組まれているとしか思えない
午前5時
あたりに清浄なエネルギーを残して
何事もなかったかのように また普段の二月堂に戻りました