皆既月食の満月の余韻のなか
月曜日から春のお彼岸に入りました。
お彼岸は7日間、今年はちょうど今週いっぱい(月曜から日曜)となります
わたしもさっそく
生神様(ってだれ)に桜餅なぞお供えしようと
あの世(彼岸)とこの世(此岸)が通じるといわれるお彼岸 その中日が分点
それは 分点が 昼と夜の長さがバランスし
陰と陽のどっちにも傾いてない狭間、中有のときだから
分点では 太陽は真東からのぼり真西に沈む
太陽が開閉する生死の門
この線上に並ぶ寺社や磐座は、この生死の門を意識したのではないか
春の分点 春分点は
天空の座標系の起点であり、また太陽が12星座の筆頭の牡羊座に入る瞬間
地球の時空間における、次の周期の始まり
ことしの春分点
2025年3月20日
18:01
太陽☉を中心に、天体が左右対称をなす
二枚の羽のように。
太陽は日本では日の入りの直前後で
羽の一方は地平線の上(此岸・現世・牡羊座)に
他方は地平線の下(彼岸・冥界・魚座)におき、
自身はちょうどその端境で中立している。
このとき
太陽☉を含む5天体が
魚座と牡羊座の境界でコンジャンクション
太陽の牡羊座側は、金星♀、水星☿
現世の 日常のあれこれを
魚座側は、海王星♆、土星♄
日常に隠れた より深い見えない世界を
羽にあたる
天王星と冥王星
火星と月
春分点の太陽を中心としたシンメトリー
対称な位置にある天体同士は、なぜかその意味まで対称的である。
光と影
陰と陽
どちらにも力が傾かないこのとき
両者を釣り合わせる。
完全にバランスさせる。
そのとき、
対称な二者は統合される
ふたつがひとつになる。
そのとき、
「此岸と彼岸がつながる」といわれたのだろう
潮満と潮干
珠は 両方ないといけない
ふたつでひとつ
春分は
ふたつをひとつにし
現世と冥界のすべてを癒し
新たな周期をまた始める。
いまは13,000年周期の分離(二元)の時代から統合(一元)の時代への移行期であり、2025年春分図から示唆的情報が読み解けるということは、本当にここから変わっていく、という大きな時空の変容の徴のように感じます
七色の魔術師まーりん