歴代総理・・・成りたくてもなれない・・・だのになぜ?なれた?
民主主義・立憲主義・国民主権の初歩を理解していないのです。従って、有権者を唖然とさせるような暴言がポロポロと出てきました。以下に、例を挙げましょう。
礒崎陽輔(首相補佐官)
「立憲主義なんて聞いたことがない」 「法的安定性など、どうでもいいんです」
片山さつき(参院議員)
「天賦人権論(全ての人間は生まれながらに自由かつ平等で、 幸福を追求する権利を持つという自然権を持つという思想)をとるのは止めようというのが私たちの基本的考え」
安倍晋三(内閣総理大臣)
「みっともない憲法ですよ、はっきり言って」
麻生太郎(副総理・元総理)
「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」
写真(3連休挟めば空気が和らぐ) 出典:ANN写真(3連休挟めば空気が和らぐ) 出典:ANN
石破茂(前自民党幹事長)
『「これは国家の独立を守るためだ」「出動せよ」って言われた時、「死ぬかもしれないし、行きたくないな」と思う人がいないという保証はどこにもない。だからその時に、それに従え、それに従わなければ、
その国における最高刑に死刑がある国なら死刑、無期懲役なら無期懲役、懲役300年なら300年(を科す)。
「そんな目にあうぐらいだったら出動命令に従おう」っていうことになる。』
国民が行うデモに対して→「絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」
細田博之(自民党幹事長代行)
「憲法は不磨の大典ではない。法令の一つだ。日本国憲法というと立派そうだが、日本国基本法という程度のものだ」
西田昌司(自民党副幹事長)
「今の憲法は憲法の資格さえない、主権は国民にはない。日本が長年培った伝統と歴史に主権がある」
船田元(自民党憲法改正推進本部本部長代行)
「ガチガチに立憲主義を守ることによって国が滅んでしまっては何もならない」
脇雅史(参院幹事長) 一票の格差についての広島高等裁判所岡山支部判決に対して→「取り消してほしい。はなはだ変な判決だ」
中谷元(防衛大臣)
「安全保障法制はどうあるべきか与党で議論をいただき、現在の憲法をいかにこの法案に適応させていけばいいかという議論を踏まえ(法案の)閣議決定を行った」
その他いろいろ沢山・・・・!これだけは知っておきたい!ーーーー
このような仰天発言をする人達が政権を担うとは、
有権者の誰も予想できなかったのではないでしょうか?
マスコミを統制していても、無関心な国民を覚醒させるのに大分役立ったと思います。
こういう人達によって、最終的には、2015年9月19日未明に戦争法が成立した訳ですが、
それに先立つ2015年9月8日に参議院平和安全法制特別委員会で参考人意見陳述が行われました。
弁護士の伊藤真氏は、
意見陳述をされた一人です。戦争法の問題点、その審議過程の問題点などについて、
国会議員を諭すように、初歩的なことを解り易く親切に解説してくださいました。
下記リンク先で、是非とも内容確認をしてください。とってもオススメです。(コピペでリンク出来ませんでした。)
伊藤真 【閣議決定は憲法違反】参考人質疑 意見陳述 2015年9月8日 国会 安保 最新(16分34秒)
全文が掲載されているリンク(伊藤真氏のオフィシャルサイト)
「この意見陳述をすれば、与党議員たちも改心し、安保法案を撤回するに違いない。」とは、伊藤真氏も思っていなかったでしょう。では彼の献身的で誠実な行動を支えていたものは何でしょうか?
想像ですが、「政治に無関心な国民にも解るように国会の場で丁寧に説明し、公的な記録に残すことで、次回の国政選挙の投票先判断に役立ててもらおう」、と考えたのではないでしょうか?
国会議員としての初歩的な知識を持っていない、ルールを守る気がない人間に一票を投じてはいけませんね。棄権は論外です。有権者が無関心でいると、国会がゴロツキの巣窟になってしまうことが実証されたのです。
以上
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